井上豊
(読書)
【いのうえみのる】
国文学者。1908年‐1992年
愛知県生まれ。1932年東京帝国大学文学部国文科卒、1962年「賀茂真淵の研究」で東北大学文学博士。武蔵野女子短期大学教授、弘前大学助教授、教授、74年定年退官、名誉教授、関東学園大学教授。
著書
- 『国学論』八雲書林 1942
- 『在原業平・小野小町』青梧堂 日本文学者評伝全書 1943
- 『賀茂真淵の学問』八木書店 1943
- 『本居宣長』春陽堂 新国学叢書 1944
- 『日本文學概論』武藏野書院 1950 のち笠間書院
- 『玉葉と風雅』弘文堂 アテネ文庫 古典解説シリーズ 1955
- 『賀茂真淵の業績と門流』風間書房 1966
- 『日本文学小事典』笠間書院 笠間選書 1976
- 『風雪 井上豊歌集』白玉書房 1977
- 『太陽と海 歌集』短歌新聞社 1981
- 『日本文学の原理』風間書房 1983
- 『万葉秀歌評釈』古川書房 1987
- 『おくのほそ道 解釈と研究』古川書房 1989.8
- 『和歌文学論考』近代文芸社 1989
現代語訳・編纂
- 紀貫之, 菅原孝標の女『土佐・更級日記』福村書店 少年少女のための国民文学 1961
- 『評釈ことわざ辞典』溝江徳明共著 桜楓社 1969 現代の教養
- 『紀行三千里』建部綾足 編 小野印刷出版事業部 1971
