鷲羽さんへ まずは伊勢田勝行監督の映像をご視聴して貰ってありがとうございます。「むき出しの他者の生の片鱗に触れたような感覚」というのは、かなりわかります。自分が監督の映像で生じる「畏れ」は、自分の「アニメを見ていた記憶」をかき乱すから生じると思っていましたが、もっと根源的に「生」と呼応しているのかもしれません。自分も三戸なつめのMVを見直したのですが、すごく胸が締めつけられるような切実さというか、「哀しみ」とは違いますが、泣いてしまいたい、泣いて終わりにしたい衝動に駆られました。それはやはり、一人の「生」の業を見せつけられているからなのでしょうか。 自分は集合写真が不気味だと思ったことはないの…