兼好法師 徒然草に記されなかった真実小川剛生(おがわ・たけお)中公新書2017年11月25日 発行 兼好法師についての勉強会で、課題本となっていたので読んでみた。教科書にもでてくる『徒然草』 の著者、兼好法師に関するお話。私が学校で習ったころは、吉田兼好として習った。ところが、2016年、兼好法師の系譜は捏造されたものだった!ということが明らかとなり、大騒動、、、に、一部でなっていたらしい。その、吉田兼好は捏造だった説を説いたのが、著者の小川さん。 表紙裏には、”兼好は鎌倉時代後期に京都・吉田神社の神職である卜部(うらべ)家に生まれた。六位蔵人・ 左兵衛佐(さひょうのうえすけ)となり 朝廷に仕…