古事記伝。「こじきでん」、「ふることぶみのつたえ」とも読む。
本居宣長が40年を渡って著した『古事記』の注釈書。四十四巻。1798年完成、1822年刊。
その文献学的、実証主義的研究態度は、国学を確立させ、のちの古代文学[[研究]]に多大の影響を与えた。また、この本によって『古事記』は神典として取り上げられ重要視された。
「あか」「赤」あかとは、黄色までもを含む光の感覚。母音変換で「あけ」ともなる あけましておめでとうございます。という正月の挨拶も何か関係があるのだろうか。 読み進めると修祓と関係があるという。 是の高志の八俣遠呂知・・・彼が目は赤加賀智の如くして[記 上] ヤマタノオロチが登場した。八岐大蛇の目は赤い鬼灯のようだったと。そういう言い方をしていたのか。なるほど。 鬼灯のような赤い眼をしたオロチ。どういうわけだかいろいろな文化圏で目が赤いことがドラゴンの類の共通項のように感じるが、何か人間にとってそういうものを恐れる必要性があったのだろうか。こういうことはよくわからない。
文字霊日記・3462日目 「狭穂彦の謀反」と 「狭穂姫=佐波遅比売命=佐本比売命」の カンジから「差和字」と「差翻字」をヨム 「ホン」の「たわけ」の「オウ字」・・・ 「ににぎ」が嘲笑(わらう) 「星の下で1」 suno.com ↓↑ 掰=手+分+手=バイ 両手で割(さ)く、捥(も)ぎ取る 折る、折って二つに分ける 掱=手+手+手=パァ 掱手(パァショウ)=扒手 掏摸(トウバク・すり) 他人の懐(ふところ)から 物を盗(ぬす)み取ること 𢮣=爫+又+手=ラン 𤔔𤔬𤔦𠧏𠧎𤕍𤔭𤔪𠮗𤔒𤔐𠦸𠭟 乱れているものを 秩序ある状態にする 治(おさ)める ごちゃごちゃしているものを すっきりさせる=亂(乱)・・…
文字霊日記・3451日目 「四月馬鹿」 漢語的表現 「万愚節」 中国語 「愚人節」 仏(佛)語・・・ 何時から「佛」は「仏」になったんだか 人は弗(ドル) 人はム(よこしま) 「プワソン・ダヴリル」 (Poisson d'avril=四月の魚) 喜寿は 「七十七・七拾七・七七・77」歳の 吉寿の命(亼+叩 𠆢+一+叩 𠆢+一+口+卩)・・・卩=割符? 丄丅=上下 丆・・・石=丆+口= 丌丩丫丬丯乂乄么义乊乡 ㇙㇚㇛㇜㇐㇖㇑㇀㇒㇔㇔丷丿乀㇁㇢㇂㇏㇝乁㇗㇘㇄㇄㇟㇄㇄㇅㇠・・・ℤ α+㇠=㐇㐈㐉㐊㐋㐍㐎㐏㐐㐕㇆㇈㇊㇞㇉㇋㇌㇎㇡ みず=水=㇇+㇑+㇝+㇀=氺=氵=川=巛 ㇣〇・㔔=加+㇣・・・口の力は…
皆さん、邪馬台国は知っていても狗奴国と言うと、知らないか、「あぁ、九州南部の…」と言われる方が居られるのですが、それが本当に九州南部の小国だったのでしょうか? それは魏志倭人伝の一説であって、広く日本国土を見ていたとは考えにくいのです。 実は濃尾平野に2世紀後半の古墳遺跡が存在していたとされる研究発表があります。 その頃と言えば、皆さんが大好きな「邪馬台国」そして「卑弥呼」ですね。 小国を統治する鬼道を使う女王のイメージですよね。 しかし、その頃には邪馬台国の勢力は、どこをどう見ても鈴鹿山脈を越えていないはずで、この濃尾平野の古墳遺跡は、どこの国のものだったのでしょうか? そんなことから私がい…
日本の近代思想を読みなおす2 日本作者:末木 文美士東京大学出版会Amazon末木文美士『日本の近代思想を読みなおす2 日本』*1から。 国学を「自尊主義」的方向へ「大きく一歩を進めた」のは本居宣長の弟子、服部中庸*2だった。 (前略)中庸の『三大考』は、天・地・泉の成立を図を用いながら論じたもので、虚空からアメノミナカヌシ・タカミムスビ・カミムスビの三神の力で、天・地・泉が形成される過程を十段階に分けて論じている。天(タカマガハラ)は日(太陽)であって、アマテラスが支配し、泉(ヨミ)は月でツクヨミが支配する。地はスメミマ(皇御孫)が支配するところである。中庸は天文学にも通じており、神話の世界…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 日本の伝統文化とは、日本民族の固有文化である。 日本の伝統的風習の多くは、世界では非常識に近い。 日本の伝統文化も伝統的風習も、神話宗教や自然崇拝を起源とするものが多い。 日本社会の基層にあるのは、民族宗教である。 ・ ・ ・ 令和6年2月号 正論「桑原聡 この本を見よ 『日本人なら知っておきたい日本の伝統文化』 吉村均著 ちくま新書 伝統文化は、その民族が暮らす自然環境のなかで発生し、宗教の影響を受けて生成されて変容を遂げていった。たとえば秋田のナマハゲ。なぜ日本人はこのような恐…
一条真也です。2月11日は「建国記念の日」でした。当然ながら、わが国の建国を祝う日ですね。 「国民の祝日に関する法律」では、2月11日を建国記念の日とし、“建国をしのび、国を愛する心を養う日”として定めています。2月11日は初代天皇とされる神武天皇が即位した日です。神武天皇は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫にあたる邇邇藝命(ににぎのみこと)の3代目にあたり、別名は神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)、若御毛沼命(わかみけぬのみこと)あるいは豊御毛沼命(とよみけぬのみこと)といいます。 古事記 (岩波文庫 黄 1-1) 作者:倉野 憲司 岩波書店 Amazon このあたりは、…
今日はこのシリーズの続き。 hiroringo.hatenablog.com 『昭和天皇の研究_その実像を探る』を読んで学んだことをメモにする。 昭和天皇の研究 その実像を探る (祥伝社新書) 作者:山本 七平 祥伝社 Amazon 2 第1章を読む 第1章のタイトルは「天皇の自己規定_あくまでも憲法絶対の立憲君主」。 なお、各章には御歌も掲載されており、全部で15個の和歌が掲載されている。 本章の話は、昭和天皇に対する言及が非常に多いこと、それと比較して「昭和天皇の自己規定の研究に関する言及がないこと」から始まる。 この点、昭和天皇自らが「私はかくかくしかじかの規範に従って、かくかくしかじか…
紐とき 2 生命の呼吸と さざれ石 前記事で磐座信仰にふれた、日いずる国の経・七では、銀河の円環を廻る塵のような石に想い投影された私たちの生きる世界のことを記述しました。 聖書でもアダムは土より作られたとあり、先のダニエル書にもありましたが聖書の世界観ではわれわれは塵から生まれたという事を言及しています。 この言葉は私たちの住む現代の価値観ではとても受け入れられないかもしれませんが、仏教でもこの世界は仮の世界、仮想的な喩えのような世界だと伝えられてきたのです。 この輪の中の360度を巡るあらゆる気質は私たちの意識の源、一成る神から呼吸のように流れ出る、銀河のような円環を廻る塵。 無数の石にあら…
田道間守慟哭の絵 田道間守の評論文語意調査表 私は公爵、伯爵などの爵位や博士の学位を持つ明治時代の有名人が尊敬に値する人物を評論した明治32年発行の「明治名家古人評論」という文庫本サイズの祖父の蔵書を持っています。 これまで、その中から「ラ・ファイエット」、「上杉謙信」、「鄭成功」を取り上げ、ブログで紹介しましたが、今回は「お菓子の神様」の田道間守(たじまもり)について紹介します。 今回のテーマ「田道間守」を評論した本居豊頴(もとおり とよかい)」という人は教育者・評論家の「杉浦重剛」と同様、この時点では爵位や官位や博士号を持っていませんが、その後国学者・歌人として日本文化の発展に貢献し、官位…
21時から「蜃気楼大学」講師の決起集会。 私は一日学長として挨拶:蜃気楼とは何か 図解塾と幸福塾の都築、垣内、鈴木さんも参加。 講師陣の自己紹介。フリースクール全国ネットの江川和幸さんと不登校親の会代表中村さん(気仙沼から8人の高校生も参加)のセッションに興味 ーーーーーーーーーーーーーーーー 樋口裕一さんの最近作『凡人のためのあっぱれな最期』(幻冬舎新書)の感想を電話で伝える。 ーーーーーーーー アマゾンに以下の「イコール」の書評をアップ。 資金なし。組織なし。50人のコミュニティがつくる商業雑誌。シェア書店との連携。クラファン。コミュニティ通貨圏。雑誌業界の立ち上げ。着想から半年で敢行。3…
邪馬台国と卑弥呼(?~247)は、日本の歴史において未だに謎が多いとされています。 邪馬台国は、2~3世紀にかけて日本列島に存在したとされる国のひとつで、邪馬台国は、倭女王卑弥呼の宮室があった女王国であり、倭国連合(邪馬台国連合)の都があったとされています。 邪馬台国については、中国の史書『三国志』内にある「魏志倭人伝」にて記載がありますが、日本に存在する歴史書には一切書かれていないため謎に包まれたままです。 邪馬台国の位置は、「邪馬台国九州説」と「邪馬台国畿内説」が有力でが、いまだのその位置は特定されていません。 邪馬台国の位置についての論議は、江戸と時代からされていて江戸時代前期の歴史家・…
引用:Google Map 今回はX(Twitter)でリクエストがあった松阪駅を取り上げます。 どんな歴史を歩んできたのか 松阪という地域、ブランド牛の話 松阪駅周辺、今後の展望 この辺の話をしてゆきます。 山田線 東松阪>> 松阪駅の歴史。他にも路線があった松阪のまち 引用:Google Map 松阪駅はJRとの共同駅で、JRの方が先にできました。 1893年12月31日、当時は参宮鉄道という会社が作り、後に国鉄のモノとなります。 その後、参宮急行電鉄が1930年3月27日に松阪駅を開業しました。 大軌スタイルの路線開業・山田線 近鉄山田線は1930年3月27日に開業。 松阪~宮町間を開業…
2025年大阪万博会場近くの淡路島で竹の花が咲きましたね(朝日新聞記事「「不吉の前兆」の竹が開花 1世紀に一度しか咲かないのに…淡路島で」ヤフーニュース)。不吉の前兆なんていう話もありますけど竹だって生きていて花を咲かせたい時だってあるわけで人間の都合で不吉なんて言われたって知らんわ!と竹も困惑しているかもしれません。 とはいえ長寿の象徴である竹が一斉に開花して一斉に枯れるあたり枯れる前の最後にひと花咲かせたろうかという意味で咲くのかもしれずそういうことなら前回の万博同様に今回の大阪万博が枯れる前の最後のひと花になってしまうのではないかといった話が脳裏をよぎりました。 しかもよりにもよって淡路…
昭和の時代、良家の子女の花嫁修業のひとつであった「お琴」は、以前は盲人の方々が生業 ( なりわい )として奏でる楽器であり、花柳界においては華を添えるための楽器でもあった。武家の時代には子女の「己を励まし慰めるため」のものであったし、平安時代それは貴族の教養のひとつでもあった。( 諸説あるが、かなりザックリ ) 本来、コンクールで争って優劣をはかったり、ホールで華々しく披露、演奏したりするものでは無かったはず。 そもそも、「人」に聴かせるためのものでは無かった…。 時代と共に全ては変化していく。流れに身を任せるのは自然なこと。 それでも、「根底に有りしもの」は忘れないようにしていきたい。 琴は…
神世七代の第七代で遂にイザナギ神とイザナミ神が登場します。 そして第六代と第七代の濃い関係が明らかにされてります。