すべての人間に潜在している意識。人間は理性によりこの意識を顕在化させないようにし、また他の人間を想う想像力によりこの意識を乗り越えようともがく。しかし,この意識を完全に払拭することは仙人であっても不可能かもしれない。 現代社会では差別意識を顕在化させない人間が理知的な人間、人格者として評価され、差別意識を露呈する人間は、他の人間を想いやる能力がない,または啓蒙されていない人間(ドキュソ)としてとらえられる。 それでも開き直って差別意識をむき出しにする人間も少なくないのでたちが悪い。
今日は、妻がお世話になっている保険会社の知り合いが来て色々な話をした。 帰りぎわ、ピカピカに磨かれた革靴を履こうと靴べらを出した。それを見た自分は、小学校時代、靴べらは遊び道具にしていたことを思い出した。プラスチック製の安物の靴べらを水平に持ち、サイドスローで投げると、面白い曲線を描きながら飛んでいく。上手に投げると自分の方に返ってくる。運動場や広場で遊んだ。 多分アメリカのテレビドラマの西部劇に出てきたインディアンのブーメランを真似したんだろう。昔の子供は、身近なものを使って遊んでいた。紙飛行機などは作り始めると何機でも作る。納得の行く飛行機を工夫して作る。紙は広告と決まっていた。 ところで…
「余計な一言にこそ人間の真意が表れる」具体例を以下にご紹介いたします。 ある方が、ある学習塾(ここではそう表現せてください)の説明会に赴いたそうです。すると、配られたパンフレットに 約束を守ることができて、守秘義務が守れる人を育成します。 と書いてあったそうです。皆さまはこの一文に何か違和感を感じませんか?何故なら、 「守秘義務を守ること」は単なる一営利団体が育成できるシロモノではない ですし、 そもそもお金を支払うお客さんに対して要求することではない からです。お金が振り込まれたらそれっきり、という詐欺企業だったとしても、そういった契約率が下がってしまう(違和感のある)文面をわざわざパンフレ…
在日朝鮮人に対しての思い。 若い頃に、スナックを経営している友人の店でバイトをしていた頃。新しい女性が入店してきた。とてもきれいな女性だった。 友人が、私に「あの子、朝鮮人なのよ。ちょっと、訳アリの人から頼まれて預かった子なの、指導してあげてね」と言われた。 私は、ふ~ん、そうなんだと思っただけだ。 彼女はとてもきれいだけど、あまりしゃべらないし、お酒も飲まない、笑顔もない。何というか、「絵」のような人だ。そう、奇麗な絵。鑑賞ように、家に飾っておきたい。 奇麗な子だったので、そこそこ人気はでた。彼女に会いたくて来るお客も多かった。 そんな彼女とは、偶然、住むマンションが同じになり、私がスナック…
自分のなかにある差別意識に気づいた話。 *** 中1の誕生日の朝、私は祈った。 「神様、せめてきょうだけでも、何も言われない一日にしてください。」運試しのようなものだった。
盆回向の電話予約中、菩提寺の手伝いねーさんが「マスクなかなか外せないι(´Д`υ)アツィー( ノД`)シクシク…」
親を選ぶ 自己責任論 ゼロトレランス 親を選ぶ 最近気になる言葉に「親ガチャ」という言葉があります。 この言葉がどこからきたものか私は知りません。 しかし、それを聞いた時、あまりにも命に対する敬意が欠けているように感じました。 のぶみ氏が述べた「子どもは親を選んで生まれてくる」ということには反対します。 生まれによって、環境が全く違うことは認めます。 さまざまな制約や逆にアドバンテージがあることも確かだと思います。 社会にゆとりがないため、そのような言葉で表したくなるのかもしれません。 シビアな状況にいるときには何かのせいにしたくなるのかもしれません。 それが「ガチャ」で外れた、という表現にな…
ずっと妙だなと感じていたことを書いてみてもいいだろうか。 それは日本語がはらむ差別的な言い回しについて。 あくまでも自分が感じ取った微妙なニュアンスであって、国や文化、ましてや誰かを否定したい訳ではない。 だが、大人になっても尚疑問が消えない「言葉」たちについて書いていこうと思う。 そもそも差別用語はたくさん存在する そもそも人を傷つけようと思えば簡単に傷つけられる差別ワードは腐る程ある。英語だったら「ne*ro」など人種を丸ごと分類し分け隔てるような言葉があるし日本語では「落ちこぼれ」とか「女々しい」とか特定の人を分類したり、否定するために形容する差別的な言葉がたくさん存在している。 が、 …
目次・医学は誰を差別するか・「ひととはコレコレこういうものだ」というイメージの作り方・異常と決めつけられ、差別されるのはどのグループか・今回わかったこと・みなさんがほんとうに争点にするのは「普通か、普通じゃないか」か ◆医学は誰を差別するか 医学は健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてやってきた、ということでしたよね。 〈参考1:そのことを下の記事で確認しました。〉 でも、この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ない、ということを先日、確認しました。 言うなれば、ひとはみな正常である、って。 にもかかわらず、医学は一部のひとたちを不当にも異常と決めつけ、差別してきた…
もうひとつのブログのほうの手短な近況報告をさせてもらって構いません? そちらのほうのブログで、今年に入ってから立てつづけに、記事を3本書きました。 その1本目の記事でまず、医学が、健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてきたことを、確認しました。 そしてつぎの記事で、医学がそのように健康や病気を定義づけるのに用いてきた、正常、異常という言葉の意味を確認しました。 で、3本目の記事ですよ。 正常、異常という言葉の意味を踏まえたうえで、その記事で、つぎのことを確認したわけです。 この世に、異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ない。 言うなれば、ひとはみな正常である。 にもかか…
早速、正常、異常という言葉の意味を確認した前回のつづきを話させてもらいますね。 〈参考:その「前回」はこちら〉 ふだんみなさんが、やれ健康だ、やれ病気だとしきりに言うことで争点にするのは、「苦しくないか、苦しいか」、である。だけど、医学が、やれ健康だ、やれ病気だとしきりに言って争点にしてきたのは、それとはまったく別のことだった。すなわち、正常か異常か、だった。(身体をあやまって機械と見なす)医学は(苦しいとか苦しくないとかいうのが何であるか理解できず)、健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてやってきたんだ、ということでしたね。 では、そのように医学が、健康、病気をそれぞれ…
正木典膳という中高年の法学者がいる。彼の法理論は世界的な名声を得ていて、都内の国立大学で法学部長を務めている。学内や学界だけでなく、折からの警職法改正問題で国会から参考人として招致されたりもしている。そのような栄達をした人物が突然スキャンダルにさらされた。すなわち、彼の妻は長年のがんを患った後に死去したのち、家政婦を雇っていた。恩師の配慮によりその娘と結婚することになったのだが、内縁状態だった家政婦から不法行為による損害賠償請求裁判を提起された。正木は名誉棄損裁判を起こして対抗する。また警職法改正に反対する学生運動は激しく、自治会から教授会や学部長への突き上げもある。構内で自治会役員等に囲まれ…
グリーンマイル [DVD] トム・ハンクス Amazon 採点・総評:90点 誰もが自分の歩みで自分のグリーンマイルを歩んでいる。 良かったところ 胸糞悪くなるパーシーがいるからこそ、主人公とその同僚たちの職業意識の気高さや、その凛とした性格が引き立って気持ちが良く感じさせる。そしてドラマも成り立つ。悪どいキャラクター・トラブルメーカーは映画の中で際立たせるべき花を花として輝かせる不可欠な要素だ。 いかつい見た目の大男の死刑囚(差別意識が特に濃厚な時代の黒人)。本当は心の優しい、相手を治すヒーリングの魔法を持った奇跡起こす大男。相手に痛みを代わりに引き受けて何も言わない。イエス・キリスト。 良…
※ほんとうにほんとうに長い。 ※個人の感想です。 ※レポではない。ネタバレしかない。考察とか想像とか、とにかく記憶が鮮明なうちにホテルと飛行機で書いたのでご了承ください。 ※2回しか観てないからセリフとかの正確性には欠けてると思います。作中で言ってるあんな単語こんな単語をそのまま使ってます。 ※景/タイトル/電光掲示板に出てた文言/行為のト書き/人物名 で記載してます ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ① 十代と配達員 【新宿、冬】 "交尾する" /カイト・サノマカナ・いちばん「現代のありふれた若者」っぽい組み合わせ。大声出すマカナを警察くる!と止めるし、多目的トイレに入る時めちゃくちゃキョロキョロす…
💫今の貴方へ 2024/3/18『イシスの結び目』私達も貴方がたも皆大いなる源から 分かたれたわけみたまです。対等で 神聖な 光の存在です。全ては 皆一つであり繋がっています。分離という幻想の旅に出ているに 過ぎません。その幻想の中に体験があり学びがあり魂の進化があります。そこで他者を思いやり他者の命尊厳自由意思領域個性を尊重し無条件の愛を 示すことを学んでいきます。全ては一つなのです。優劣も上下も差別も不公正もありません。そこにエゴ私は 違う私は 悪くないという他者と自分を分離した心の状態が境界線を 隔たりを壁を設けています。それら…
ランキング参加中読書~奴隷を解放する<地下鉄道>の走るもう一つの合衆国を描くずしりと読み応えのある作品~ 地下鉄道 (ハヤカワepi文庫)作者:コルソン ホワイトヘッド早川書房Amazon タイトルの<地下鉄道>Underground Railroadは19世紀半ばの合衆国での奴隷解放組織を示す隠語である。 当然まだ一般的ではなかった地下鉄をその時代に本当に走らせてしまったのが本作だ。 主人公コーラは奴隷少女。苛酷な日々の中で母親の逃亡により身寄りを失いさらに窮地に立たされた彼女は、同じ奴隷仲間であるシーザーから<地下鉄道>での逃亡の誘いを受ける。当初は拒絶したが受け入れ、ある夜計画を実行に移…
さて、本日は前回前々回に引き続き群馬の森の追悼碑撤去問題について扱っていきます。 本日の投稿動画 www.nicovideo.jp youtu.be 元記事 強制連行追悼碑を巡る新たな印象操作 http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-485.html 参考動画 【日韓問題】韓国独特の「ウリ」と「ナム」の概念 前編 - ニコニコ 【日韓問題】韓国独特の「ウリ」と「ナム」の概念 前編 - YouTube【日韓問題】韓国の「火病」って何? - ニコニコ動画 【日韓問題】韓国の「火病」って何? - YouTube【日韓問題】韓国の「恨(ハン)」とは何? - ニコ…
皆様こんにちは NOBU🪑BUBUBUです🙇♂️。 https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c0487c51267aef5205d3a096c44fd6f74adcce 👆🏻👆🏻👆🏻(詳しくはコチラ🙇♂️) 内容を短く言うと、...車椅子の女性インフルエンサーの中嶋涼子さんが映画館の超フカフカなシートに移る際の移動についての苦情話です🙇♂️。 先ず、僕は車椅子の女性に対して差別的な意識は1ミリも有りません。 ただ、僕自身100点満点な人間ではないので、考え違いをしている事も多々有るでしょうからご意見ある様でしたら言って頂けると有難いです🙇♂️。 さて、僕…
news.yahoo.co.jp Twitter(自称・X)のおすすめタイムラインがこの話題で溢れているので。 もう仕方のないことだけど、人類はこういう不毛な言い争いが好き過ぎる。不毛なのはこの話題が、ということではなくて、言い争いの構図。例えばこの話題にしたって、 車椅子ユーザーが映画館に行くことの是非 事前連絡せずに映画館に行ったことの是非 映画館スタッフの言動・対応の是非 それをSNSで記載して炎上させた是非 映画館のバリアフリー化を進めていくことの是非 映画館だけでなく社会全体のバリアフリー化を進めていくことの是非 少なく見積もってこれぐらいの軸はあるだろう。議論というものは少なくとも…
42 世界を変えた男 私:2013年のアメリカ映画『42(邦題:42 〜世界を変えた男〜)』を簡単に紹介してくれる? ChatGPT:2013年のアメリカ映画『42(邦題:42 〜世界を変えた男〜)』は、ジャッキー・ロビンソンの伝記映画です。ジャッキー・ロビンソンは、メジャーリーグベースボールで最初にアフリカ系アメリカ人選手としてプレイした人物で、人種障壁を破り歴史を変えた重要な人物です。この映画は、ロビンソンがブルックリン・ドジャースに入団し、当時の人種差別に立ち向かいながら彼の野球キャリアを築いていく過程を描いています。 映画では、チャドウィック・ボーズマンがジャッキー・ロビンソンを演じ、…
3月15日 本日の夕食は、和風牛すじカレー丼です。だし汁から味付けまで、蕎麦屋のカレー丼スタイルで統一しました。 具材は、牛すじ、白菜、玉ねぎ、シシトウ。炒めたりせず、そばだしと同じ要領で作ったスープに牛すじを入れて、ひたすら煮込んだだけです。仕上げにいつものインドカレースパイスを入れて、片栗粉でとろみをつけて完成です。 今日の労働は疲れました。体力がどんどん失われていくのを感じます。どうしたらいいのやら。単に運動不足で体力が一時的に落ちているだけなら年齢に関係なくトレーニングで復活できるけど、そういう単純なものではないですからなあ。面倒な体していますわ😧 かと言って男である以上、体力を必要と…
日本語と英語とそれから自分がかかわりのあるもう一つの言語について考える。言語とは何か。言語とはコミュニケーション方法である。世界にはさまざまな人間がいる、とされている。色が違ったり差別意識を持っているとされているが、一応人間というくくりだ。 見た目や言語が違うからか、本質的に怖いと感じる人もいるらしい。自分もそうだ。かつて障害のある人を見た時に、初めて会話した時に、怖いと感じた。それはその人個人を怖がっていたのか、それとも意思疎通ができない状況を怖がっていたのかそれを覚えていない。 しかし、コミュニケーションができるだろうと思った時にその怖さがすでに自分の中にはなかったことは覚えている。難しい…
エマニュエル・トッドやマルクス・ガブリエル、フランシス・フクヤマらの知見がアンソロジーのように詰め込まれた一冊は、「戦争、AI、ヒューマニティの未来」という副題が添えられている。ウクライナやパレスチナでは戦いが起こり、生成AIが人間の領域に進出することによって、変わりつつある世の中の枠組みを読み解くヒントが随所に散りばめられた内容だ。 ダイバーシティ&インクルージョンの観点では、属性によるセグメンテーションを行うことによって、かえって多様化が阻害されるという問題が提起されている。マイノリティに配慮しているようでも、結果的にその人を型に嵌めることになり、かえって残酷な状況に追い込んでしまうという…
2月下旬の日記(2024年2月16日から2月29日分) 3月1日日付が変わってから2月下旬分の日記をアップする。誕生月になったので今月でひとつ年を重ねることになる。昔自分がイメージしていた大人とは程遠いが、そこまで悪くはない人生というか楽しくやってはいる。でも、年齢だけでなく、時代や社会の変化が急激に変わる部分とゆるやかに変わる部分がある。それらに翻弄もされるし、確固たる自分というほどのものはなくても、陰謀論や宗教にハマったり、ネトウヨ化したり極左になったり、インフルエンサーに踊らされることもなく、なんとかほどほどにやっている。現時点では自分がそうであっても周りの人たちがいつかそういう状況に陥…
7年ぶりに、「キリスト教のシャバ」に出た。 「旅の友となる」をテーマに「日本YLG2024」が、埼玉県の国立女性教育会館で開催された。「YLG」とは「Younger Leaders Gathering」の略で、日本語にすれば「若手リーダーの集まり」という意味になろう。3月11日(月)から14日(木)までの4日間にわたる大会に、約340名が参加した。普段私はこういった大会に興味を示さないが、こんなアウトサイダーの私に、とある方が親切にも「興味ない?」と声をかけてくださったので、珍しく参加することにした。こうしたクリスチャンの大会に参加するのは、私にとっては実に7年ぶりで、期待と不安が入り混じって…
【注意事項】 本作はフィクションです(ノンフィクションではありません)。私とは知り合いである《@@@(仮名)》が「文章能力向上のためになら使っていいよ」と仰って頂いたので、徹底した取材とネット記事等を元に『@@@氏が見て感じる世界を”「僕」”という架空の人物が語る』という体で書きたいと思います。 とは言え、私ロカは@@@氏本人ではないので、氏が見て感じる世界を完璧に再現するのは不可能です。 ですので本作はフィクションです。作り話ではありますが、生々しさを重視し出来る限りリアルにした感じです。 なお本ブログを見た読者の方々から、仮に 「障がい者の方がこれを見たら何と思う?今すぐブログを削除しなさ…