材木とは、材(材料)に使われる目的の木であり、伐採され、板材になる前の段階のものである。
※材木と木材は異なる。 木材とは、木で出来た材(材料)であり、板材などといった、家具などの製品になる前の段階である。
原木→材木→木材→…→商品
というイメージである。 ※ただし人により解釈はわかれると思われる。
宝永4年2月1日。酉半(午後6時)、白壁町角の久松弥一右衛門の奥から火が出る。ちょうど乾(北西)の風が強く吹いており、すぐに成田紋太夫のところへ燃え移る。風は段々とおさまる。成田紋太夫のところでは土蔵に至るまで残らず焼失する。佐々木岡右衛門の長屋、小藤善助のところも残らず焼失する。そこから磯松与右衛門のところへ燃え移り、残らず焼失する。海部伝右衛門の長屋、門・塀なども焼失する。成田長左衛門の勝手東の方も少し焼け、引き崩す。東の塀・門・長屋など残らず焼失する。野呂瀬又右衛門・中嶋宅右衛門・平井六之右衛門のところでは塀覆いを全て引き崩す。丸山伝之助のところでは雪隠・薪部屋・塀覆いを全て引き崩す。亥…
Lumber. ランバー
元禄16年10月25日。辰(午前7時)過ぎから文左衛門は源兵と地蔵池へ漁に出かける。鮠をたくさん獲れ、とても楽しかった。少し前、江戸でいずれの日の未(午後1時)に老中稲葉丹後守が公の屋敷へやって来るが、老退出後で用人1人がいるだけで慌てふためいた。津守(松平義行)様が漸く入られ、公も奥向きから遅くに御出でになる。これははなはだ具合の悪いことと。隼人正が亡くなった後は津侯・雲侯(松平義昌)が御用に立ち合い、話を聞かれるようにとのこと。これは上意ではなく、下意(下々の考え)があったのでと丹後守は話していく。近頃、木曽山の材木泥棒41人を捕まえ、牢に入れる。
元禄15年7月9日。松井林右衛門は皆と合わせての材木代4両程をこの日も遣わさなかった。このため中野五助から政右へ内密に知らせる。10日の朝、政右は弥右のところへ行って話をし、金を遣わす。
元禄15年2月8日。桑名の者が江戸材木奉行が預かる木を盗み、船で逃げ去る。船奉行の船番所がこれを見とがめて縛り上げる。牢に入れ、捕まえた者には褒美が下される。
元禄10年8月6日。曇。午(午前11時)には晴れる。近頃、大公が材木と金20000両を公に贈られる。これは大樹の御成(将軍の訪問をうける)のため。
元禄9年10月2日。日置で御材木盗人ひとりを野尻市右衛門木の番が出て行ってこれを捕えるが、盗人に腕など咬まれて血を流すと。その内、段々と人が集まってきて盗人を縛り上げると。文左衛門は昼過ぎから志賀へ漁に出かける。しかし、魚は少なかったのですぐに安井へと向かう。その時刻は申刻(午後3時)。たちまち黒い雲が空を覆い、雨が降り始める。雷が10度ほど轟くと、たちまち雨が止む。この日文左衛門は野崎村へ検見に行くはずだったが、庄屋がやって来て免(税率)を願い出るので行くのを止める。長良村の免4ツ8分5厘。野崎村の免は3ツ9分5厘。ともに昨年より1分ずつ上がる。
元禄8年12月17日。風が吹く。文左衛門は先日引き取った材木代を松本加兵衛のところへ持っていかす。桧の4尺5寸(1尺は約30センチ、1寸は役3センチ)の材木43挺、代金は78匁2分、1両で33挺。椹の半切の材木20挺、代金は25匁2分、1両で286挺。文左衛門は餅米を1両で1石2斗の相場で理左衛門に預ける。とりあえず金子2分を手にし、来春には1両を手にするはずである。
周防国最東部の玖珂郡の小瀬川や錦川流域で生産された材木。少なくとも鎌倉期から河川水運を用いて瀬戸内海に搬出されていた。安芸国の厳島神社造営などに用いられていることが確認できる。 石国庄沙汰人の訴え 厳島神社の造営 造船の船板 参考文献 石国庄沙汰人の訴え 嘉禎三年(1237)、周防と安芸の国境を流れる小瀬川に設置された「安芸国御領関所」の役人が、石国庄の年貢物である材木板を「船出浮口」と称して不当に没収しているとして、石国庄沙汰人が訴え出た(「新出厳島文書」)。 「浮口」は「河口」とも呼ばれ、中世の河川や港湾で課す通行料を意味する。「船出浮口」というのは、川下しした材木を、瀬戸内海を航行する船…
昨日の朝、まだ薄暗いなかを座ってい る正面へ入港してくるコンテナ船の姿 が見えました。 昨日は、小雨で時折強い雨が降った一 日でした。 そんな雨のなか、コンテナが作業を終 え出港していきました。 対岸に停泊中の貨物船は、木材を下ろ しているのでしょうか、何か噴煙も上 がっていました。 夜には、灯りが灯っていました。 今日は、雨ではありませんが、晴れて もいません。曇りです。 今頃、コンテナ船は、どこの海上にい るのでしょう‥。
平素より大変お世話になっております。 サラリーマンゲーマーのmifuiです。 ラーマが時折口にするオラン・カヤという名前、私はこれを個人名だと思っていましたが、どうやらルンパで高位の商人という地位を示す言葉だそうです。実はこのオラン・カヤは実際に歴史上でもその存在が確認されており、部族名はルンパではなくバンダと呼ばれる方々になりますが、作中と同様にオランダとナツメグなどの香辛料を取り引きしていたようです。しかしオランダは彼らの安全を確保する代わりに安価でナツメグを独占しようとしてバンダと争いになり戦争に発展してしまいます。結果として戦争に勝利したオランダはナツメグをはじめとするスパイスを独占す…
東京都江東区の猿江神社では美しい書体の直書き御朱印を頂くことができます。千年以上という歴史のある神社で、社殿は国内最古の部類に入る鉄筋コンクリート造の建物です。 御朱印は7種類で直書きは1種類 御朱印所 御朱印 オリジナル御朱印帳 千年以上の歴史を持つ神社 アクセス 交通 地図 周辺の寺社 境内の見どころ 大鳥居 拝殿 本殿 境内社 藤森稲荷神社 馬頭観音社 このブログのイチオシ記事 御朱印は7種類で直書きは1種類 御朱印所 猿江神社の御朱印は社殿向かって左手の参集殿で扱っています。 通常時のものの他に毎年の正月用や祭事用など季節に応じた特別御朱印もあり、お参りしたこの日は全部で7種類用意され…
以前は長い薪もそのままかまどに投入していた。あるとき友人が薪を適度な長さに切ってくれた。試しにその薪を使ってみた。適度な長さの薪は扱いやすいだけでなく、よく燃えて火力が上がることに気づいた。 その後 チェーンソーも使えるようになり薪を楽に切れるようになった。さらに レシプロソー も用意したので、細い木も多少太い木も気軽に切れるようになった。 そして今回は 手斧を使って薪を割ってみた。正確に言うと 知り合いからもらった板状の材木。これを適度な長さに切った後 手斧で割ってみた。 CARBABY 斧 野外キャンプ用品 薪割り 手斧 38cm 鉈 ガーデン用手斧 キャンプ 斧 焚き火 アウトドア 保護…
もくじはこちら ●佐倉十一万石〔二〕 ●佐倉十一万石〔二〕 盗賊10人のうち9人を倒した笹一角(草加竜之進)とカムイだった。 カムイは残った1人が追忍だと見て、後を追った。 海跡湖(二) 目が覚めた鏑木村の庄屋、平山忠兵ヱらの前に9人の盗賊の遺体があった。オミネは首を吊って自殺していた。いきさつを話した笹一角(草加竜之進)の進言で役所に届けず死体を始末し箝口令をしいた。 海跡湖(三) 追忍を追うカムイ。その後を追う草鬼。それに気づいたカムイは草鬼に、追うなと命じる。それを聞いて草鬼の好奇心はますます募るのだった。 カムイは沼に入り、追忍を追う。沼には巨大な鯉がいて、ヤツメウナギに血を吸われてい…
昼前から雨。大工さんが来て柱立ての作業。次回で土間の全ての柱の組み立てが完了する予定。北野町の製材所まで材木の受け取りに行った。
箕獅子から見る農耕の獅子舞の原点は、里山に暮らし身近なところに潜む魔物と格闘する人間の暮らしだったのかもしれない。2024年4月21日、岐阜県関市の「どうじゃこう」と呼ばれる謎深い民俗行事を訪れた。獅子舞というべきか、獅子概念を呪術に消化した芸能という方が良いかもしれない。その特異性には驚き、そして底知れぬ奥深さを感じずにいられないのだ。この行事に関心を持ったきっかけは、2024年1月に三重県伊勢市の箕獅子を取材したところ、岐阜県にも同様に箕を使った民俗行事が今でも受け継がれており、かつ三重の場合は所作が残っていないが、このどうじゃこうの箕獅子は所作が受け継がれているという。これは文化伝播と意…
平素より大変お世話になっております。 サラリーマンゲーマーのmifuiです。 新たに手に入れたバンガードという船は、ラーマに言わせれば「重すぎてどうやって動いているのか不思議」という状態のようです。このように身近なところでも未だに理論が解明されていないものは多くあり、中でも最も我々に身近なのはトマトの遺伝子についてというものだと思います。これはトマトの遺伝子の数が3万個というかなりの多さを誇る理由が解明されていないという内容ですが、その遺伝子の多さは我々人間が2万〜3万個程度だというとより鮮明になるかと思います。これだけ様々なものを操り、まるで地球の支配者のように振る舞う知的生物である人間と、…
今年一番!高尾でオレはアホになった! いやぁ〜2023秋頃から正念場ですよ。ストレスの捌け口は拉麺しかございませぬ。つーか、拉麺があって本当に良かった。救われているのかもしれません。そんな環境なので毎度近場での活動が続きますが、自分が一番アホになれる店、前回の「みたか」に続き今回は「高尾」へとやってまいりました。 さてそんな日曜日、高尾店主も大変!。日曜日限定の熱々の味噌を中華鍋振るいながら、一方で夏日だったから冷やし中華のオーダーをひとりで処理する。春だとこれらのオーダーが半々で、孤軍奮闘状態です。日頃仕事で大変などとボヤいてるが、忙しさがむしろ楽しさと思えるようで、妙に羨ましく思えてしまい…
よかったこともあったけど、考えることも多くてバタバタした1週間だった。 今週よかったこと Qiita conferenceの基調講演を聞いた 年間MVPの特別賞を受賞した 庭の材木が少し片付いた Qiita conferenceの基調講演は、小城さんとAkiさんのもの。 小城さんは「プロダクトマネジメントのすべて」やいくつかの印象的なブログ記事で知っていたし、Akiさんに至ってはマクドナルドのモバイルオーダーをするたびに思いを馳せてしまう級にファンなので、本当に聞けて良かった。 実を言うと、目から鱗でびっくり、みたいな話はそんなになかった。むしろ「ああ、そんなに自分は間違っていないかもしれない…
フランス・ボルドーの赤ワイン「ムートン・カデ・レゼルヴ・メドック(MOUTON CADET RESERVE MEDOC)2019」 (写真はこのあと牛のサーロインステーキ) 格付け第一級シャトーが手がけるムートン・カデの上級シリーズ。メドックの魅力を表現した厚みのある果実味と複雑なニュアンスが魅力。 世界で一番愛されるボルドーワイン「ムートン・カデ」の中でも、ワンランク上のレゼルヴ・シリーズ。こちらは銘醸地メドックの厳選されたブドウのみを使用した1本。力強い味わいながらも滑らかなタンニンがあり、お肉料理の旨みを一層引き立てる味わいです、と宣伝文句にあり。 メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレ…
今回は洋間の壁に無垢板を張って行きます。前回の断熱材の施工からは、一か月以上が経過していて、その間に引き戸に和紙を貼ったりしていました。この和紙の柄で雰囲気が変わったりしたこともあり、無垢板張りを仕上げることにしました。 まずは、上段から進めます。こちらにはパインの羽目板を使います。 まず一段目は桟に接着剤を塗り、羽目板を隠し釘で止めていきます。 サネのところは釘打ちをして固定する。 最後の一枚は、幅をカットして、差し込んで隠し釘で止めると。 上段の羽目板張りは完成です。 さて中段はというと。 こちらは杉板に変更します。というのも従来からパイン材を購入していたホームセンターの仕入れが滞っていて…
平素より大変お世話になっております。 サラリーマンゲーマーのmifuiです。 現在乗っている中型船パデカワンは帆が縦についている船になります。縦に帆が向いているというのはヨットと同じになりますが、ヨットは向かい風でも前進をすることが可能な乗り物です。真っ正面からの風を横に受け流し、斜め前に進むことでジグザグに進みながら目的地を目指すというのが向かい風での進み方となります。このゲームでも風の要素はあり、向かい風だと進みが悪くなってしまいます。時間経過で風向きは変わるようですが、効率厨ならではのルート取りを考えさせられるやり込み要素ですね。 風と勝機を読みながら【スカル アンド ボーンズ】番外編で…
「切口にコールタールを使おう」 コールタールは石炭を精製するときに分離して生成される油状の物質です。当時は鉄道の枕木や、電柱(木製)の防腐剤に使われていました。 当時、材木の防腐剤としては最強のものでしたが、生きた樹木にそれを塗布することなど考えられなかった時代です。劇薬を傷口に塗ることになりはしないか、動揺する弟子たちに親方は言い放ちます。 「今回の移植は前代未聞の仕事だ。常識外の仕事をするのに、常識は意味がない」 一缶分、18リットルのコールタールを調達すると、自ら切口にコールタールを塗っていきました。弟子たちも親方に続きます。塗った上から丁寧にむしろを巻き付けました。 移植直後の2本の桜…
夫に虐待される婦人を近隣の人々が助ける図。よく見るとわかるのだが、助っ人の二人はかなり温厚な人物である。大体、薄い材木のような武器は不要である。最初から顔面を蹴り上げればいいだけのこと。つまり彼らは夫に近づくことを躊躇(ためら)ったわけだ。そんな温厚な男性であっても放っておくわけにはいかなかったのだろう。査問をするような連中は遠慮なく金属バットやバールで殴って構わない。大悪に小悪で対抗すれば善である。幹部が一人殺されれば創価学会から査問はなくなることだろう。その程度の勇気は示せ。 友岡を査問した幹部が、全国どこへ行っても襲われるようになれば創価学会の発迹顕本だ。Estava apanhando…
4月14日(日)、僕が所属する加賀市獅子舞を応援する会は石川県加賀市にて「第2回加賀市獅子舞春祭り」を開催。獅子舞講演会&獅子頭展示を行った。獅子舞講演会は石川県加賀市の大聖寺地区会館にて、14時から15時半の日程で開催。現在、石川県唯一の獅子頭専業工房である「知田工房」(白山市鶴来)の知田清雲さんと大芽さんに1時間半、たっぷりとお話を伺うことができた。獅子頭づくりを始めたきっかけから、2代目、3代目と受け継いで来れた理由、そして獅子頭づくりの過程などをお話いただいた。加賀市、そして大聖寺にも知田さんが彫った獅子頭がたくさんある。この獅子舞文化を下支えしてきた職人のとても貴重なお話を伺うことが…