1948年に出された日本新聞協会の「編集権声明」によると「新聞の編集方針を決定施行し報道の真実、評論の公正並びに公表方法の適正を維持するなど新聞編集に必要な一切の管理を行う権能」と定義される。
その上で、編集権の行使者を、「経営管理者(取締役会、理事会など)およびその委託を受けた編集管理者」としている。
前回の記事に続いて、新聞記者、企業内記者と著作権についてです。 朝日新聞社が厳重抗議を表明している元社員が出版した書籍を取り急ぎ、読んでみました。「悪党 潜入300日 ドバイ・ガーシー一味」(講談社+α新書、伊藤喜之氏著)です。この中に、著者が在職中、朝日新聞への掲載を目指していたというインタビュー記事が掲載収録されており、東京本社とやり取りした末に掲載されなかったことが明かされています。また「朝日新聞の事なかれ主義」の章では、掲載されなかった理由について、著者の推測も記されています。 インタビュー記事は、読みやすいよう行数を減らしていると説明されていますが、朝日新聞社に在職していた当時に、筆…
朝日新聞社が3月28日、自社サイトに1通の広報文を掲載しました。自社の海外特派員だった元社員が出版した書籍に対して、元社員と出版元に厳重抗議し、相応の対応を求める書面を送付した、との内容です。「本社が著作権を有する原稿や退職者による在職中の取材情報の無断利用、誤った認識や臆測に基づく不適切な記述などの問題が認められた」としています。新聞社が自社の退職者に対して、厳重抗議といった厳しい措置を取るのはそうそうあることではなく、メディア関係者の間で波紋が広がっているようです。 ※朝日新聞社から「取材情報などの無断利用に抗議しました」https://www.asahi.com/corporate/in…
主張/スポーツ賭博/もうけ優先の解禁 犠牲は国民 ギャンブルがスポーツや社会、人間性を蝕む現実を浮き彫りにしています。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者による違法賭博事件です。 犯した罪はぬぐいようもありません。しかし、(ボーガス注:水原容疑者を非難するばかりではなく)賭けが氾濫する社会環境に目を向ける必要があります。米国では2018年にスポーツ賭博が解禁されました。それまでは原則禁止でしたが、連邦最高裁が連邦政府に規制する権限はないと州に権限を委ねました。それによって50州中38州が解禁したのは、州の税収増となるからで、その額は21年までに約1700億円となっていま…
2015年、『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』ドラマ化の裁判で、NHKが敗訴したことが話題になりました。そのとき色々と調べて、『やわらかい生活』事件やハリウッドの事情など、原作改変に関する情報を紹介しました。あれから9年ほどがたちますが、業界の問題点は残ったままで、最悪の事件まで起こってしまいました。今回改めて原作改変問題について調べなおし、『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』事件、『やわらかい生活』事件、原作改変問題全般、の3回に分けて、情報をまとめてみたいと思います。ただし、わたしは法律に関しては素人なので、そのことを念頭にお読みください。 事件の概要『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』事件とは、NHKが辻村深…
昨日お昼のNHKニュース、ちょうどバイデン大統領主催の晩さん会が行われていたようで中継画像、賑やかで華やかなゲストが繰り出す。 ロバートデニーロ夫妻やクリントン夫妻、日本側から車いすテニスの国枝選手がいたしYOASOBIとかいう歌い手。 次に出て来たのがソン・マサヨシ、タキシード来てにこやかに歩いて来る。単独画像。ソン嫌いの私としては非常に不愉快だった。 折りしもアジアスーパーグリッドなる中国一人勝ちのその支配下に日本をおとしめる計画である中心推進者であるソンではないか。 www.renewable-ei.org 対中包囲網を築かんとする日米協議の場に相応しい人物なのか、誰が呼んだんだ。呼ばれ…
映画「オッペンハイマー」のポスターが映し出されたスクリーンを清掃する作業員=2024年3月29日、東京都内 - 写真=Yuichi YAMAZAKI/AFP/時事通信フォト 映画『オッペンハイマー』がついに日本公開された。原爆を開発した物理学者の半生を描いた作品だ。本作での原爆投下の描き方に賛否が集まるなか、映画監督の森達也さんは「オッペンハイマーは原爆投下後の広島と長崎の映像を直視できない、そんな弱い人間として描かれる。だからこそ僕たちは、それがどれほどの惨状であるかを間接的に想起できる」という――。 【この記事の画像を見る】 ■対立しているようで、微妙に違う 今年3月12日、広島在住の高校…
「リンチの真の意図を探りたくもなる!リンチ版『デューン 砂の惑星』」 www.youtube.com 映像化不可能と言われたフランク・ハーバートによる大河SF小説を、「エレファント・マン」で成功をおさめたデビッド・リンチの監督・脚本で映画化。「デューン」と呼ばれる、砂に覆われた惑星アラキスを舞台に繰り広げられる勢力争いを、壮大なスケールで描く。 時は1万191年。宇宙を支配する皇帝シャッダム4世は、自身の地位を脅かす救世主の出現を恐れていた。宇宙移動に欠かせない貴重な資源である「メランジ」と呼ばれるスパイスが採取できる、砂の惑星アラキスには、皇帝のいとこであるアトレイデス公爵の一家が暮らしてい…
😨※日本人が書いたとは思えない稚拙な記事表現 🥶朝日新聞は読者に理解しやすい文章を書ける記者がいないのだろうか?---------------------------------------------無料の洗剤1個取ったら「窃盗」で懲戒解雇 処分は妥当?重すぎる?大型商業施設で、はす向かいに店舗を構える携帯電話ショップと銀行。携帯ショップの店頭には洗剤が並べられ、「ご自由にお取り下さい」と書かれていた。銀行の副店長が一つ取ったところ、懲戒解雇された。「解雇は重すぎる」と銀行を訴えた副店長。裁判の行方は――。舞台となったのは長野県内にある商業施設。洗剤は、販売促進の無料提供品として、携帯ショッ…
あんまりこちらのブログでは触れていなかったような気がするんですが、こういうwikiを管理しています。 dominion.game-info.wiki これまで編集権を誰かに共有したことがないので、いまのところすべての文責は自分にあります。 で、こちらにこんな記事を設けました。 1回のプレイでサプライの山を1つ枯らしたり、複数枯らしたり、毎ターン同じ行動をとることで属州を購入したり、ゲームが終わらなくなったり、無限に金量を出したり、無限に勝利点を稼いだり、という特殊なプレイについて、これまで誰かがどこかに書いていたものや自分で思いついたものをまとめてみました。趣味です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています(詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください)。 阿部サダヲさん主演ドラマ『不適切にもほどがある』第8話が放送されました。テレビを見ていない人たちが大きな影響力を持ってしまっている現状への危惧を中心に不寛容な社会、一度の過ちすら許さない社会の息苦しさが描かれました。 放送日・あらすじ 放送枠 放送日 公式サイト 基本情報 原作 脚本 キャスト 感想 アナウンサー 見てない人々 パティオ おわりに 放送日・あらすじ 放送枠 TBS 金曜日 …
東京地裁=東京都千代田区で2020年1月15日午前10時36分、米田堅持撮影 かんぽ生命保険の不正販売を報じた番組を巡り、NHK経営委員会が2018年、当時の上田良一会長を厳重注意していた問題で、市民グループ(原告114人)がNHKと森下俊三経営委員長を相手取って経営委の議事録や議事内容の録音データの開示を求めた訴訟の判決で、東京地裁(大竹敬人裁判長)は20日、NHK側に録音データの開示と原告1人当たり2万円の損害賠償を命じた。 NHK側は「録音データは廃棄した」と主張していたが、判決は「NHKの役職員は現時点でも録音データを保有している」と認めた。 NHKは18年4月、かんぽ不正を追及する番…
クロサワの失われた10年 黒澤明には失われた10年という時期がある。『赤ひげ』が公開された1965年から、1975年に『デルス・ウザーラ』が公開されるまでの10年間のことだ。 1960年代半ば斜陽期にあった日本映画界は、世界を意識する黒澤明監督にとって窮屈なものとなっていた。そこで黒澤は『赤ひげ』をもって東宝との契約が解消されたのを契機に、ハリウッド資本との提携を目論む。 このとき黒澤明は55歳、映画監督として円熟期を迎えた年齢だった。そこで黒澤プロダクションのプロデューサーをアメリカに派遣し、ハリウッドの映画制作会社と共同で作ることになったのが『暴走機関車』である。自ら黒澤映画への出演を申し…
〈2020年11月10日〉 巨匠監督の撮影現場 黒澤 明の映画はどう作られたのか。制作の現場を捉えた貴重な記録映像と、録音テープや台本などの秘蔵資料に加え、出演者や関係者の証言をもとに黒沢監督の映画に迫ったNHK BS1のドキュメンタリー番組『黒沢 明映画はこうして作られた 証言秘蔵資料からよみがえる制作現場』が8日に放送された。 番組では黒澤映画の全盛期である50年の『羅生門』から63年の『天国と地獄』までを前半で、それ以降の作品を番組後半で取り上げ、その制作現場を関係者の証言と秘蔵資料で振り返る。 黒沢組の俳優・仲代達矢、山崎努、井川比佐志に加え、スクリプターの野上照代、カメラマンの木村大…
今日は朝から天気も良く、気温も3月並みと暖かく、散歩していても、日差しが気持ちよかった。 今日は、何も予定がないので、午前中に残ったテニスのチケットを消化しようとも思ったが、頼まれ事もあったので、そちらを優先した。 頼まれ事とは、あるサークルのサイトを作成することで、どのようなものを期待されているのかよくわからなかったので、とりあえずGoogleサイトでプロトタイプを作成して依頼元に送ってみた。 あまり手間もかけていなかったので、結構手直しが多いかと想像していたが、ほぼそれでよいとのことで、今日はその仕上げをした。 まずは使った写真の権利の問題で、ネットでFree素材を見つけて、その使用許諾条…
『アイドリープライド』『ゲキドル』『22/7』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』『おちこぼれフルーツタルト』 2020~21年5大アイドルアニメ評! 『22/7』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』『音楽少女』『Re:ステージ!ドリームデイズ♪』 ~アイドルアニメの変化球・テーマ的多様化! 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 [アイドルアニメ] ~全記事見出し一覧 [アニメ] ~全記事見出し一覧 ついに、怪獣映画『ゴジラ -1.0(マイナス・ワン)』(23年)などを手掛けた、かの山崎貴カントクも所属するCG製作会社「白組」を製作スタジオとして、2Dセル画ライクなC…
2023年もテレビをたくさんみました。そんなテレビを振り返る意味で、2023年のテレビで見聞きした「テレビ」という言葉を含む発言を並べてみました。 テレビをみるときにつけている書き起こしのメモを「テレビ」で検索し、ピックアップし、羅列しています。毎年やっています。 inyou.hatenablog.com テレビのなかの「テレビ」をめぐる群像劇。矛盾したり予期せぬところでつながったりする言葉をただ時系列順に並べることで、テレビのいろんな側面が浮かび上がってきたら。そんな狙いがあったりします。いや、本当はそんな狙いはないですけど、なんだかおもしろいなと思うのでやってます。 ということで、以下、2…
旧ジャニーズ事務所元社長の性加害と「マスメディアの沈黙」を巡って、朝日新聞が12月25日付の朝刊紙面に、社内の聞き取り調査の結果と第三者機関「メディアと倫理委員会」の意見や指摘を掲載しました。 記事によると、調査の対象は週刊文春が連載でジャニーズ事務所を追及した1999~2000年、性加害に対する週刊文春の報道の真実性が裁判で認定された03~04年、元社長が死去した19年の各時期を中心に、芸能を担当する文化部と性暴力などを取材する社会部に在籍した記者やデスク、部長らです。また、英BBCがドキュメンタリー番組を放映し、被害者の証言や日本社会の沈黙をリポートした今年3月以降については、国際報道、社…