ウクライナの隣のモルドバで不審な爆発事件が続いている。 (1日のTBSサンデーモーニングより) 《モルドバ東部に「沿ドニエストル共和国」を名乗る地域がある。約30年にわたり露軍が駐留しており、事実上のロシア支配地域だ。 この地域では最近、不穏な動きが相次ぐ。4月26日、ラジオのロシア語放送に使われていた電波塔2本が何者かに爆破された。25日夜には中心都市チラスポリで、当局の建物にロケット弾が撃ち込まれた。別の場所で治安部隊が襲撃されたとの情報もある。 モルドバは1991年のソ連崩壊に伴い独立国となった。プーチン露大統領がロシアの勢力圏と見なす国の一つだが、現在の政府は米ハーバード大で政治学を学…