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量産型

(一般)
りょうさんがた

サブカルチャー由来で普及したと思われる用語

  • TVアニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクター商品、バンダイが発売したガンダムのプラモデル「量産型ザク」が言葉の波及の由来となった単語。

1980年出自。
アニメやゲームにおいて、同一のモデルが量産される場合、そのモデルの単語の頭に冠される単語。
「試作型」に対する「量産型」と言う意味合いや、「ワンオフ」に対する「量産型」の意味合いなどでも使われえていた。
「量産型○○」等と言う形で使われる。
実際の使用例:「量産型ザク」「量産型ボン太君」など。
ただしアニメ「ガンダム」の劇中では「量産型ザク」と言う呼称は使われず、「ザク」のみの呼称である。
あくまでもプラモデル商品展開の際に使用された呼称が由来となる言葉である。
(ガンダム以前の作品でも、キャラクターや設定として同一のモデルが大量に出てくる例があったが、極少例を除き量産型という単語はつかない。桜多吾作による漫画版のグレートマジンガーで、主人公ロボットであるグレートマジンガーが9体製造される描写がある。)

現在まで現実の社会や様々な作品で量産型という言葉は適用されてきたが、実はこの単語、日本語として存在しなかったとされる。
「量産型」の単語が発生するまでは、実際の工業製品において、量産される状況にあるものは「生産型」「完成型」等で呼称される事の方が一般的であっただろう。


「量産型」という言葉は、その後工場量産のの初期ロットの製品。本来は「初期生産型」や「先行生産型」と呼称されるものに対し、「先行量産型」と言う単語を発生させるに至った。
量産型という単語は使用されなくとも、先行量産型という呼称は使用される例なども存在する。

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