大阪市西成区で生活困窮者の支援活動を行っていた女性医師が水死体となって発見された。警察は自殺と判断したが、遺体や行方不明の状況から事件性が高いとして遺族は再捜査を求めた。「釜ヶ崎」の人びとから「さっちゃん先生」と愛された彼女はどうして死ななくてはならなかったのか。 情報提供は 大阪府警西成警察署 06-6648-1234 まで 概要 2009年(平成21年)11月16日(月)1時20分頃、大阪市大正区の木津川千本松渡船場を訪れていた釣り人が川の中に女性の水死体を発見する。 女性は13日(金)の深夜から行方が分からなくなっていた西成区「くろかわ診療所」に勤務する内科医・矢島祥子(さちこ)さん(3…