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非不胎化

(社会)
ひふたいか

中央銀行が公開市場操作を行わず貨幣供給をあえて一定に保たないこと。

通常は外為市場介入によって生じるマネーサプライに対する影響、特に金利変動を避ける目的で、中央銀行が反対の金融調節を公開市場操作(オペレーション)によって行う(不胎化)のだが、中央銀行が外為市場介入を実施しても反対の金融調節を行わないことがあり、これを「非不胎化」という。

例えば、ドル売り介入を行うと金融が逼迫するが、インフレ時など、金融を引き締める必要があるときには、あえて短期国債や手形の買いオペを行わないことがある。また、逆に円売り介入を行って金融が緩和しても、デフレ時など、金融を緩める必要があるときには、売りオペを行わないことがある。
一般的に非不胎化介入のほうが、不胎化介入よりも公開市場操作の効果は高いといわれている。

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