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首相動静

(社会)
しゅしょうどうせい

内閣総理大臣の動向を、日ごとに逐一記録した記事。日本の新聞などに掲載されている。
自宅外出、首相官邸での執務、国会審議対応、視察訪問、公式会談、メディア取材などから、食事をした飲食店や休日の過ごし方まで、分単位で全て記録されて毎日公開されている。
首相動静を掲載している新聞社の一つである東京新聞(中日新聞社)によると、

首相動静は、国の最高権力者の行動を明らかにすることで、意思決定の過程を伝え、国民の「知る権利」に応えるのが主な目的。
報道各社が自主的な取材で「首相の一日」などとして報じている。
ただ、ホテルでの会食など記者が近づけない場合は首相秘書官らを通じて確認する。
明確なルールはなく、今でも首相側が面会相手を伏せることもできる。

【リンク切れ】東京新聞:<ウォッチ>「首相動静」守るべき秘密? 自民・小池氏、早くもやり玉:特定秘密保護法案:特集・連載(TOKYO Web)

とのこと。
対談した人物から、首相との関係や政策決断の時期を推測することなどもできる。

首相動静は『特定秘密』?

『特定秘密保護法』と『国家安全保障会議(日本版NSC)』に関連して、2013年10月28日、自民党の小池百合子広報本部長(当時)が「日本は秘密や機密の感覚を失っている平和ぼけの国。日本に厳しい対応をしている海外の議員は首相動静を毎日チェックしている」「首相動静は毎日、何時何分に誰が入って何分に出たとか、必ず各紙に出ている。知る権利を超えているのではないか」と発言。
自民党が成立を目指した『特定秘密保護法案』が、「国民の知る権利を侵害するのではないか」という懸念をさらに高める結果となった。
これについて菅義偉官房長官は、「記者の皆さんが懸命に努力し、報道している公の首相動向だ。重要情報である場合もあり得るが、特定秘密には当たらない」との見解を示した。*1

首相動静の一覧

タイトルは社によってさまざま。日本経済新聞と産経新聞には首相の名字が入る。

なお、前述通り新聞各社の記者の取材に基づくため、各紙の記事の内容に過多のばらつきがある日もある。

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