アメリカのカリフォルニアなどに産する巨木。変わった習性があって、森林火災などがあって初めて松ボックリ状の球果から種鱗の間の種子を地上に落とす。ために、人災でない、落雷など自然災害での火事の場合、消防署は消火活動をしない。シェラネバダ山脈に生息するジャイアント・セコイアの中でも最も大きな木は、「ジェネラル・シャーマン・トゥリー」と名づけられている。これなどは、樹齢およそ2300年〜2700年で、高さ83.8m、根本の直径は11.1m、根本の周囲は31.3mにもなる。もし建材としてアメリカの平均的な5LDKの家を建てるならば、40軒も建つほどのものなのだ。