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ファミリーコンピュータ

(ゲーム)
ふぁみりーこんぴゅーた

1983年7月15日に、京都市に本社を置く任天堂株式会社から発売された、家庭向けビデオゲーム用ハードウェア。
ソフトウェアの供給は、ROMが内蔵されているカートリッジで行なわれる。このカートリッジを本体上部の挿入口に押し込むことで、ハードウェアと内部のROMの回路が電気的に接続され、電源を入れると即座にゲームがスタートする仕組みになっている。
略称は「ファミコン」で、のちにそれがそのまま製品名とされる(例:スーパーファミコン)。そのため、若年層では「ファミリーコンピュータ」という名称自体を知らないものも多い。
他社に比べて値段の安さといくつかの爆発的人気を誇るソフトが鍵となり、日本全国に普及した。
1986年2月21日には、専用のディスクカードを使用する周辺機器ディスクシステムが発売された。
1990年11月に後継機のスーパーファミコンが発売された後も、長らく人気を博したが、部品調達が困難になり、2003年9月に生産終了となった。
ファミリーコンピュータが世界に及ぼした影響は、計り知れない。
国内売上は1935万台、世界売上は6298万台である。

ファミリーコンピュータのゲームを今遊ぶ方法

ファミコンのゲームはさまざまなハードウェア向けにリメイクされている。ほぼオリジナルのまま遊べる形として、ゲームボーイアドバンスの「ファミコンミニ」シリーズやWii/Wii U/ニンテンドー3DSの「バーチャルコンソール」などがある。
また、任天堂のライセンスを得ないファミコン互換のハードウェアが数社から販売されており、当時のカートリッジの多くでそのまま遊ぶこともできる。
2016年11月10日、ファミコンを復刻した家庭用ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売。ファミコンの本体サイズを約60%に縮小し、HDMIケーブルでテレビ等と接続することであらかじめ収録された名作30タイトルのゲームをカセットの交換なしに楽しめる。

CPU

CPUはリコーRP2A03。モステクノロジー社「6502」がベース。6502はAppleIIの初期型に採用されている。メイン基板と小さい基板の2つに分かれてた前期型と基板が一つになった後期型がある。

製品バリエーション

ファミリーコンピュータの機能を内蔵したブラウン管テレビ「ファミコンテレビC1」や、ファミリーコンピュータ本体とディスクシステムの機能を兼ね備え、ROMカセットとディスクカード両方のゲームをプレイできる「ツインファミコン」、ビデオ編集機能とS端子を搭載をした「編集ファミコン」といったバリエーションがある。発売元はいずれもシャープ。
1993年12月1日には、コンポジットビデオ出力に対応し、本体とコントローラのデザインを一新したAV仕様ファミリーコンピュータ(ニューファミコン)が任天堂から発売された。

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