映像で観た。 守銭奴アルパゴン(佐々木蔵之介)は、召使いをこきつかい、息子(竹内將人)と娘(大西礼芳)はいずれ金持ちと結婚させて持参金をせしめようと考えつつ、お金を溜め込んで暮らしていた。そんなある日、アルパゴンは近所の若い女性と再婚をしたいといいだす。その相手とは、息子が結婚を熱望していたひとだった。一方、アルパゴンの娘は、召し使いと恋仲だったが、いいだせず……。 古典劇のせいか、途中から見ても、分かりやすいおはなしだと思った。 客が、最初から最後まで真面目に舞台を見てない時代の演劇はそういう作りだったのだろう。 また、複数回、だれかがだれかを打つシチュエーションが出てくる。 舞台では、物陰…