近年、介護業界で聞かれるようになった「科学的介護」は、厚生労働省が推進しているデータベースを活用した新たな介護のかたちで、LIFEと呼ばれます。今までに蓄積された膨大な介護記録情報を活用し、客観的な事実から導き出された情報を利用者に提供することで、より機能改善に効果がある介護を受けられるようになることを目的としています。介護を受ける人々の多くは、担当施設のケアマネージャーなどにそれぞれ個人に合ったケアプランを作成されています。 ケアプラン作成については、担当者のそれまでの経験から得た知識などが基になっている場合も多いです。しかし、それでは担当者の主観的な部分も多くなり機能改善が思うように上手く…