新大関琴ノ若を迎え、1横綱4大関を大阪に迎えた春場所。しかし横綱照ノ富士は6日目までに4敗を喫し途中休場。先場所は綱取りを目指していた霧島は絶不調に陥り10敗を喫して来場所は角番となり、その角番で春を迎えていた貴景勝はなんとか勝ち越して角番を脱出したものの怪我が思わしくなく皆勤出来ず。新大関の琴ノ若と大関4場所目の豊昇龍は優勝戦線に食らいつきつつも、千秋楽を待たずに可能性を断たれました。上位陣の不振を縫うように快進撃を見せたのは、今場所が新入幕の尊富士。初土俵からわずか10場所で幕内へ昇進した若武者は、初日から白星を重ね続けて11連勝。昭和の大横綱・大鵬に並ぶ大記録を打ち立て、幕内2場所目の期…