公開当時この映画が気になってたのでした。この作品は題材も舞台もわりと地味で新人監督の作品なので、見逃してもおかしくないけど、見つけられてよかったです。 何年か前にタゴールの詩集「ギタンジャリ」を読んだのは、瞑想に凝ってた頃にどこかで見たのかな。あまりに繊細で内省的で、感動しつつ驚いたんだけど、この人を題材に若い日本女性が映画を撮るということは、どういうことなんだろう。・・・そうか、監督は東京外大でベンガル語を専攻した、ということは、人種/民族の壁があったとしても言語の壁を越えられる人なのか。それはかなりすごいことだ。ベンガル語を話せる日本人ってあんまりいないと思う。インド映画が好きなのかな。で…