日本国内において大規模災害時に開放される公衆無線LANのSSID名。
「00000JAPAN」とかいて「ファイブゼロジャパン」と読む。
通常時の公衆無線LANは各社ごとに契約が必要だが、災害時には上記のSSIDが付けられて暗号化や認証を必要とせず接続することが可能となる。
2011年の東日本大震災の際にその必要性が認識され、2016年の熊本地震の際に初めて運用された。
00000JAPANは暗号化が施されておらず誰でも接続できる一方で、通信の傍受や他の端末からの不正アクセス、あるいは00000JAPANを名乗った不正なアクセスポイントで情報を窃取される恐れがある。
総務省では00000JAPANのアクセスポイントを使用する場合は個人情報の入力を極力避けるなどの対策をするよう推奨している。