読書

20年後

にじゅうねんご

O・ヘンリーの作品のひとつ。

「なにがあっても、20年後ここで会おう」と約束した二人の青年ボブとジミーが意外な形で再会する。当事者の一人であるボブは、アメリカ西部で悪行を重ね、大金持ちになったのだが、約束の時間、その場所に巡回してきた警官とこの約束の話をして、警官は次の巡回先に行く。



そして現れた別の男・ジミーが約束の相手だとして、ボブは感激するが、よくよく見てみると、鼻の形が違っていて、それはジミーではない、と見抜くが、確かにそうで、この男は私服刑事で、本当のジミーからのメモをボブは渡される。いわく、「自分でボブを逮捕するのは忍びなかったから、私服刑事にその仕事を頼んだのだ」・・・先の警官こそ、ジミーだったという落ちになる。厳しさの中にも暖かさがいくらか混じっている感じ。