JR九州の一般型交流電車。福北ゆたか線、長崎本線、日豊本線などに投入されている。
2両編成が基本で、ワンマン運転も可能。「Commuter Train 817」のロゴが入っている。
車体構造は豊肥本線に投入された815系に準じている。885系の「白いかもめ」「白いソニック」にも似た革張りの座席が並んでいる。
基本は転換クロスシートだが、2012年には、増備車としてロングシートの2000番台・3000番台が登場し、3000番台は3両編成となる。
2001年に登場した最初のグループ。
福北ゆたか線と長崎地区に合計31本が投入され、その後の車両増備によって福北ゆたか線の編成は熊本・鹿児島地区に転属している。
2003年に登場。0番台をマイナーチェンジしたグループ。
14本が福北ゆたか線に投入され、現在は一部が熊本・鹿児島地区に転用されている。
2007年に登場。1000番台とほぼ同じで、このグループから行き先表示を大型化した。
4本が福北ゆたか線に投入された。
老朽化した717系置き換え用として2012年に登場。1100番台をベースにロングシートに変更したもの。
車体は白く塗装されている。また、車内蛍光灯がLEDとなった。トイレも大型化の上改良されている。
福北ゆたか線に6本が投入され、捻出された在来番台を転用することによって717系の置き換えが行われた。
老朽化した415系0番台の置き換え用として2012年に登場。2000番台の3両編成バージョン。
車内はロングシート。
鹿児島線福岡・北九州地区に投入されている。
福北ゆたか線で運用される1000・1100番台12本と2000番台6本が在籍している。
0・1000番台7本が在籍し、鹿児島線熊本地区と豊肥線熊本〜肥後大津間で運用されている。
0・1000番台18本が在籍し、鹿児島線鹿児島地区と日豊線宮崎・鹿児島地区で運用されている。
0番台12本が在籍し、長崎線と佐世保線で運用されている。
鹿児島線・福北ゆたか線のラッシュ用として3000番台5本が在籍。