女流ラグタイム作曲家
アデリン・シェパード (1883〔85?〕年8月19日〜1950年3月12日)
ALGONA、IOWA 生まれ、IOWA 育ちの ADALINE SHEPHERD は幼少からピアノのレッスンを受けていたとされていますが、実際のところ彼女の生い立ちは明らかではありません。
しかし、彼女が作曲や音楽理論に関して 大した教育を受けていなかったことは確かであり、彼女は独学で学んだ作曲家として知られています。
1907年、MILWAUKEE、WISCONSIN に住んでいた彼女は21歳にして有名な JOSEPH FLANNER に自分の曲を提示することとなりました。
作曲家としての彼女の才能に印象つけられた出版社はPICKLES AND PEPPERS を出版することにしました。
そして、この曲は女性が書いたラグタイム・ピアノ曲の中でも最も人気があるものとして現在でも称えられています。
驚くことに、このラグタイムの売れ行きは止まることを知らず200万部を完売しました。
そして、この曲はバンド曲としてもかなりの人気を誇りました。
この曲は1908年に大統領候補であったWILLIAM JENNINGS BRYANT のテーマ・ソングとしても使用されました。
SHEPHERD はその後も2曲のヒットを生み出し、画期的デビューを飾りました。
しかし、保険会社の重役であった FREDERICK S. OLSON と1910年に結婚した彼女は3人の子供をもうけ、家族のために作曲家人生を諦めることとなりました。
1917年の第一次世界大戦中に1曲だけ、MRS. F. S. OLSON としての曲が世にでましたが、楽曲の人気に反して、彼女自身の曲に対する評価は非常に低いものでした。
関節炎で苦しみながらも彼女はピアノを弾き続けましたが、彼女の家族は彼女の音楽人生をそれほど大切には考えておらず、彼女の才能に気付くこともありませんでした。
従って、MRS. OLSON は貧乏はしなかったものの晩年非常に退屈なつまらない人生をMILWAUKEE で過ごす破目となりました。
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●PICKLES AND PEPPERS (1906)
●WIRELESS RAG (1909)
●LIVE WIRES RAG (1910)
●VICTORY MARCH (1917)
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彼女が聴ける音源:
○Fluffy Ruffle Girls: Women in Ragtime by Virginia Eskin
○24 Piano Rags by Women by Nora Hulse
○A Century of Ragtime 1897-1997 by Various Artists
○The Ragtime Women by Max Morath
○Creole Belles by New Orleans Ragtime Orchestra
○Picnics by Pickles and Peaches Ragtime Orchestra
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彼女の譜面:
ARCADIAN PRESS
○Pickles and Peppers (1906)
Sopranino+Descant/Treble/Tenor/Bass
○Wireless Rag (1909)
Descant/Treble/Tenor/Bass
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