「歪な愛の倫理」を読み返して感想を少しずつ書こうと思う。私は一読では咀嚼しきれない。だってこれ、哲学の範疇だよね。でもかなり心惹かれている♡ 歪な愛の倫理 ――〈第三者〉は暴力関係にどう応じるべきか (筑摩選書) 作者:小西真理子 筑摩書房 Amazon 自分の著書の引用に関しては言いたいこともいくつかあるけど、そんなことはどうでもいい。きっと読み返せば納得できる。 私が惹かれたことは、全体に及ぶけれど主に「第6章 介入と治療からの自由」に書かれている。何だか皮肉なタイトルかも知れない。だってこの本は多くの支援者や治療者にも向けられているはずなのに「介入と治療からの自由」とは、放っておけと言う…