Athlon 64 X2の名称変更モデルだが、従来よりも消費電力が抑えられているほか、製造プロセスが65nmとなっている。それ以外の拡張命令等はほぼ同じ(ただし全てSocket AM2のみ)。なお、当初の低消費電力モデルは「Athlon X2 BE-xxxx」と称していたが、後のモデルから頭の「BE」を外し、末尾に「e」を付けるようになった。
Phenom発売後に登場したモデルで、構造的にはPhenomのうちコアを2つしか動作させないよう細工が施されている。ちなみにモデルは「Athlon X2 7750 Black Edition」と同7850しかない。Phenomが使用できるマザーでないと使用できないほか、割と消費電力が高い。
PhenomX2から3次キャッシュを省いた仕様。Kumaに比べて消費電力は低め。SocketAM3対応のマザーボードでないと使用できないが、動作周波数は3GHz以上でありながら安価であるため、コストパフォーマンスに優れている。