音楽18 クラシック・ソウル その2 前回からの続き。 いままで、ソウルとR&Bの説明をしてこなかったが、じつは明確な区別があるわけではないようだ。ゴスペルの影響が強く、シャウトする唱法が多いのがソウルだという説もあるが、甘い歌声のコーラスもあるから、全部シャウトする歌をさしているわけではないが、このコラムではソウルという語を使う。 私にとって、「これがソウルだ、ウキウキするぞ!」という気持ちにさせてくれるのは、これだ。夏が来た。さあ、街で踊ろうよと誘いだす歌だ。 MARTHA and THE VANDELLAS - Dancing In The Street (1964) 同じように、体が動…