Bank of Credit and Commerce Internationalの略
パキスタン系のイスラム銀行で、ルクセンブルグ籍
1972年、貧民救済を目的に掲げ設立。以後70カ国以上の国々に進出し、国際的な業務を行ってきた
一方で、フィリピンのマルコス大統領や、パナマのノリエガ将軍などの独裁者、ビン・ラディン一族などの不正蓄財の舞台となり、イスラム諸国の大量破壊兵器開発の資金源ともなり、さらにはCIAのアフガニスタン作戦での資金仲介などを行ったとされる
1991年経営破綻し、総額100億ドル近い預金詐欺事件に発展。邦銀や日本企業にも多額の損害が発生した