リスト::ギャルゲー//タイトル/は行
略称:「BSF」
minoriの18禁美少女ゲーム。同社のデビュー作品。
原画・キャラクターデザインは相田裕。シナリオは古我望。オープニングを新海誠が手がける。
“A story about a little bird, who's looking for herself.”
芸術と歴史に彩られた街、フィレンツェ。
イタリア中部に位置するこの大都市で、3人は共同生活をしていた。思慮深く物静かな青年パレルモ、無愛想な元警官の男エリチェ、そして面倒見がよく仕切り役でもある若い女性シエナ。
そんな3人の暮らしの中に、レーニエという4番目の同居人が加わったのは最近のことだ。
「自分の知らない、外の世界が見てみたい」そんな思いを抱き、ほんの暫くの間だけ、というつもりで、ある日故郷を飛び出した彼女。しかし、世間知らずな女の子のこと。各地を転々と見て回るうち、すぐに精魂尽きてフィレンツェの教会で倒れてしまう。
そんなレーニエを偶然助けることになったのが、現在の同居人・パレルモであった。これをきっかけとして、この4人での共同生活が始まったのである。一方、フィレンツェで暮らすレーニエを探す者がいた。彼女の名はフランチェスカ。レーニエの親友である女の子だ。ある日突然、“外の世界”に憧れて故郷を飛び出した親友に対し、彼女の方はむしろ、外の世界とは世俗的で軽蔑すべき場所、という考えを持っていた。そんな彼女としては、親友の行動は理解しがたい危険なものに思え、軽率に飛び出していったレーニエを探し出して連れ戻さなければ、と彼女自身も親友と同じ世界へと旅立ったのだった。案内役にセスという名の青年を連れて。
パレルモと暮らすうちに段々と彼に惹かれ、この場所を離れたくない、という気持ちが芽生え始めるレーニエ。
セスと共に彼女を探し、連れ戻そうとするフランチェスカ。
そしてセスの旧友アランと、彼に預けられているマフィア幹部の孫娘ティ。
彼らを中心として、様々な人生が交錯し、物語は大きな展開を迎えようとしていた。・・・このフィレンツェという街を舞台として。
http://www.minori.ph/lineup/bsf/story.html より部分引用