リュックにしようかショルダーにしようか迷ってしまって予定していた電車に乗り遅れてしまった事が失敗の始まり。 車窓から見える甲府盆地と山々の風景を見ながらぼうっとしてしたら「山梨~」という車内アナウンスが聞こえてきたので慌てて荷物をまとめてホームに飛び降りる。 「え?こんなに小さい駅なの?誰もいないじゃない。」 そう、ここはひと駅手前の東山梨駅だった。 その上、バッグに入れていたマグボトルの蓋が開いて、こぼれた麦茶でズボンを濡らしてしまう始末。まさに踏んだり蹴ったり。 さて、どうしよう。選択肢は3つ。 ①次の電車を待つ⇒1時間近く来ない ②バスかタクシーを使う⇒そんなものは影も形もない ③歩く⇒…