Chicks On Speed

自らを“ヨーロッパのゴミ”と言い切るスロッビング・グリッスルを彷彿させる屈折感を持ちながら、21世紀型ニューウェイヴ・サウンド“エレクトロクラッシュ”をすでに話題になる前から披露するなど、時代にミスマッチしているようで、じつはかなりのマッチ度を見せている、ＮＹ、シドニー、ミュンヘン出身、ベルリン在住の女の子3人組“chicks on speed”。自ら影響受けたバンドに、スロッビング・グリッスル、トム・トム・クラブ、エイフェックス・ツイン、LE TIGREなどを挙げていることからも分かる通り、彼女たちが奏でるサウンドも、どこか捻れくれ、かつ開き直ったものであり、そのニューウェイヴ直系のエレクトロな要素を見せたパンキッシュなサウンドは、他にはないこのバンドならではなもの。「Sell Out」名義で洋服デザインも行っている。

DISCOGRAPHY
「WILL SAVE US ALL!!」(ASIN:B00004S7RX)
「The Re-Releases of The Un-Releases」(ASIN:B00004Z3TL)
「Chicks on Speed & Kreidler」(ASIN:B00005O859)
「Chix 52」(ASIN:B00004W47M)
「99 cents」(ASIN:B0000C6JUG)
「We Don't Play Guitars」(ASIN:B0000C83KD)
「Wordy Wrappinghood」(ASIN:B00016UXWS)