Department of Motor Vehiclesの略
アメリカで運転免許の発行や自動車の登録業務を行う所。
http://www.dmv.org/
JR北海道が開発している「デュアル・モード・ビークル」(線路と道路の両方を走行できる車両:Dual Mode Vehicle)の略。
道路ではゴムタイヤで走行、線路では車体に収納されていた鉄製車輪が出て列車に切り替わる、世界的にも珍しい技術。
2007年4月から、北海道内のJR釧網本線浜小清水〜藻琴間を利用して営業試運転を行っている。
この他、静岡県富士市では在来線と新幹線の駅が離れていることや、富士市自体が過去の町村合併から成り立っているいきさつから街の核が分散している現状もあり、これら相互の連絡用として岳南鉄道を絡めた形でのDMV導入に非常に積極的。自治体や住民の関心も高いようで、2006年11月に早速北海道から現地に車両を搬入して、関係者による試運転を行い、さらに翌2007年1月には地元住民を招いての試運転も実施した。北海道以外でDMVが運行される、全国でも初のケースとなった。
富士市が計画しているDMV走行ルートによると、
のルートを往復することを想定しているという。途中の岳南原田駅付近から岳南江尾駅間は岳南鉄道の線路上を運転、それ以外の区間は一般道路を走行する予定としている。
当初は新富士駅と富士駅の間をレールで結ぶ案も検討されたが、総工費が障害となって立ち消え。車輌購入費などが割安なDMVに特に注目しており、富士市が開発元のJR北海道の技術者を現地に招く一方、DMV導入時に運行に携わることが予想される、岳鉄の親会社・富士急行などの運転手をJR北海道苗穂工場に派遣し、運転習熟に努めるなど、導入に向けて極めて積極的な姿勢が見られる。今後5年以内の本格導入を目指すという。