HDMI端子において、転送可能な色数を増やしたもの。HDMI 1.3で盛り込まれた。
従来のRGBまたはYCbCr各色8ビットの24ビットカラーでは、色数が不足する場合があったため、10ビット、12ビット、16ビットと拡張したもの。それぞれ30bit、36bit、48bit Colorになる。
Blu-ray Discなどは各色8ビットの24ビットカラーで記録されており、そのまま再生すればDeep Colorは必要ないが、再生装置で24ビット以上の色数を使ってより綺麗な映像を作る映像処理をしているためにDeep Colorが必要になる場合がある。
液晶で同様に色の階調を10ビットなどに拡張したものもあるが、HDMIのDeep Colorとは関係なく8ビットで入力された映像を10ビット色中の最適な色で表示するものもある。