Freeplane

コンピュータ

Freeplane

ふりーぷれーん

 マインドマップ作成、ナレッジマネジメント、及びプロジェクト管理用のフリーのオープンソースアプリケーションFreeMind をもとにプログラムを一から再構築したもので、一方で、FreeMind と共通のデータ形式(*.mm)を使用するとともに、他方で、様々な新機能の追加や細部の改良により、使い勝手が向上している。

 JAVAアプリのため、WindowsMacLinux など幅広いプラットフォーム上で使用可能である。メニューや環境設定はもとより、マニュアルマインド・マップ形式)等も日本語化されている。

 2010年6月に ver.1.1 が正式リリースされ、2012年8月、ver.1.2 にバージョンアップした。

 Freeplane 1.2 では、ノードに収められる情報の形式がコアテキスト(見だし)、詳細テキスト、ノート、拡大縮小可能な画像、属性へと拡充される一方、ノードの短縮表示機能が付き、編集の自由度が大幅に向上している。画面上の表示位置を自由に変えられるフリーポジションノードオプションの追加により、画面スペースの有効利用が可能になったほか、フローティングノード機能も装備している。

 ノードノードを結ぶ線(エッジ)の色の自動選択機能の導入、ノードの属性等に応じてノードの形や文字色等が自動的に指定される条件対応ノードスタイル機能など、簡単な操作で見栄えのよいマップを作成できるようになった。

 マインドマッピングの特徴である思考の自由な拡散(拡大)に加えて、まとめノード機能の追加により、論点の収斂(集約)も並行して進められるようになっている。

 検索機能やフィルタ表示機能も大幅に手を加えられ、指定日時以降に変更されたノードだけを表示させたり、リンク付きのノードに限って検索する等も可能である。

 ノードのコア、詳細、ノート等の文中の下線表示ワードからリンク先にジャンプできる機能の追加により、本格的なハイパーリンク文書の作成が可能となった。

 この他にもFP1.2 での機能強化は盛りだくさんで、枚挙のいとまがないが、マニュアル類が全面改訂され、新たに作成された「チュートリアル」マップは、マインドマップの基礎から Freeplane の上級テクニックまで、難易度を明示しながらきめ細かく説明しており、初めてマインドマップ作成ソフトを手にするユーザにも、ベテラン利用者にも優しいアプリとなっている。

 なお、調査研究者向けマインドマッピングアプリ SciPlore の後継となる Docear プロジェクトへの協力が始まっており、Docear のマップ作成、管理部分を Freeplane が担うことになる。