Linuxなどに対応していないiTunesの代わりに,Apple iPodを制御するためのソフトウェア.GTK2を利用している.
GTKPodができること:
- 既存のiTunesDBを読み込む (つまり既にiPodに入れたものを,再生回数,順位付け,プレイリストも含めてインポートできる).
- MP3, WAV, M4A (プロテクトのない AAC) や M4B (音声書籍) ファイルを (ファイル単独で,ディレクトリごと,または既存のプレイリストに従って) iPodに追加できる.
- 楽曲を「ローカル」データベースに登録すればローカルのハードディスクの内容をアルバム/アーティスト/ジャンル毎にブラウズできる.そこからトラックをiPodやiShuffleに簡単にドラッグで移せる.
- プレイリストを作成し,編集できる.スマート・プレイリストも含む.
- ID3タグをエンコードする文字集合を選べる.(デフォルトはロケールで設定されているもの)
- テンプレートを用意すればタグ情報 (アーティスト,アルバム,タイトル...) をファイル名から抽出できる.
- 楽曲の追加時に重複を検出できる (オプショナル).
- iPodからトラックを削除したりエクスポートできる.
- ID3タグを編集できる -- 変更は元のファイルにも反映される (オプショナル).
- ファイルに従ってID3タグを更新できる (元のファイルに編集を加えたとき).
- ディレクトリの同期.
- トラックの容量を正規化できる (mp3gain や replay-gain タグを利用)
- 更新したiTunesDBや追加した楽曲をiPodに書き込める.
- オフラインで動作して,新しいプレイリストや楽曲を後でiPodに同期させられる.
- korganizer/kaddressbook/thunderbird/evocalendar/evolution/webcalendar... などのデータをiPodにエクスポートできる (他のプログラム用のスクリプトは追加できる).