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サイエンス

H-IIA

えいちつーえい

現在の日本の宇宙開発用主力ロケットH2AロケットH-IIAロケットとも。

概要

日本初の純国産液体燃料ロケット*1H2」の後継機。打ち上げコストを従来機の1/2以下(94億〜104億円)に抑えることを目標に開発された。

2007年4月からは打ち上げがJAXAから三菱重工へ移管された。

2017年3月現在、打ち上げ成功実績は27回連続で、成功率は96.9%

2015年11月24日に打ち上げた29号機からは、JAXAが開発した高度化仕様の第2段機体を適用し、長時間慣性飛行や第2段エンジン再々着火を実施することで、従来よりも、衛星をより静止軌道に近い軌道に投入している。

各号機

号機打ち上げ日ペイロード
試験機1号機2001年8月29日性能確認用ペイロード(VEP-2)/レーザ測距装置(LRE)
試験機2号機2002年2月4日民生部品・コンポーネント実証衛星(MDS-1:つばさ)/高速再突入実験機(DASH)/性能確認用ペイロード(VEP-3)
3号機2002年9月10日データ中継技術衛星(DRTS)/次世代型無人宇宙実験システム(USERS宇宙機)
4号機2002年12月14日環境観測技術衛星(ADEOS-II:みどり2号) 他ピギーバック3機
5号機2003年3月28日情報収集衛星光学1号機/レーダー1号機(IGS-1AおよびIGS-1B)
6号機(失敗)*22003年11月23日情報収集衛星光学2号機/レーダー2号機(IGS-2AおよびIGS-2B)
7号機2005年2月26日運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R:ひまわり6号)
8号機2006年1月24日陸域観測技術衛星(ALOSだいち)
9号機2006年2月18日運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2:ひまわり7号)
10号機2006年9月11日情報収集衛星光学2号機(IGS-3A)
11号機2006年12月18日技術試験衛星VIII型(ETS-VIIIきく8号)
12号機2007年2月24日次期情報収集衛星1 レーダー2号機/光学実証3号機(IGS-4AおよびIGS-4B)
13号機2007年9月14日月周回衛星(SELENEかぐや)
14号機2008年2月23日超高速インターネット衛星(WINDSきずな)
15号機2009年1月23日温室効果ガス観測技術衛星(GOSATいぶき)他ピギーバック6機
16号機2009年11月28日情報収集衛星光学3号機(IGS-5A)
17号機2010年5月21日金星探査機(PLANET-Cあかつき)/小型ソーラー電力セイル実証機:IKAROS他ピギーバック4機
18号機2010年9月11日準天頂衛星初号機(QZS-1:みちびき)
19号機2011年9月23日情報収集衛星光学4号機
20号機2011年12月12日情報収集衛星レーダ3号機)
21号機2012年5月18日第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1しずく)/韓国多目的実用衛星3号機(KOMPSAT-3?)他ピギーバック2機
22号機2013年1月27日情報収集衛星
23号機2014年2月28日全球降水観測計画主衛星GPM衛星
24号機2014年5月24日陸域観測技術衛星2号(ALOS-2:だいち2号?
25号機2014年10月7日ひまわり8号
26号機2014年12月3日はやぶさ2他ピギーバック3機
27号機2015年2月1日情報収集衛星(レーダ予備機)
28号機2015年3月26日情報収集衛星光学5号機)
29号機2015年11月24日TELSTAR 12 VANTAGE(テレサット社)
30号機2016年2月17日ASTRO-H:ひとみ他ピギーバック4機
31号機2016年11月2日ひまわり9号
32号機2017年1月24日Xバンド防衛通信衛星2号機(きらめき2号)
33号機2017年3月17日情報収集衛星(レーダ5号機)
34号機2017年6月1日準天頂衛星みちびき2号機
計画2016年JCSat(スカパーJSAT社)
計画2016年気候変動観測衛星(GCOM-C1)/超低高度衛星技術試験機(SLATS?
計画2016年情報収集衛星光学6号機)
計画2017年情報収集衛星(レーダ6号機)
  • 写真提供:JAXA

*1:純国産ロケットとしては既に全段固体燃料の「ミュー」シリーズなどがある

*2:補助ロケットである固体ロケットブースター(SRB)が燃焼終了後に分離せず、予定された軌道への投入が不可能との判断のもと指令破壊された