H-IIB

サイエンス

H-IIB

えいちつーびー

2009年度に初の打ち上げが実施された、日本の宇宙航空研究開発機構JAXA)が開発した新大型ロケット宇宙ステーション補給機HTV)による国際宇宙ステーションISS)への物資補給などが主なミッションとされている。種子島宇宙センターの大型ロケット発射場・第2射点から打ち上げられる。

H-IIAロケットの1段目を直径4mから5.2mに増強しメインエンジンLE-7Aを2基クラスタ化・固体ブースターSRB-Aを4本装備する。これにより打ち上げ能力はISS軌道に移るためのHTV軌道へ16.5t、低軌道(LEO)へ19t、静止トランスファ軌道(GTO)へ8tとなる。

2008年3月より三菱重工田代試験場にて第1段用クラスタエンジンの肉厚タンクステージ燃焼試験(BFT)を計8回実施、また2009年4月には種子島宇宙センターにて実際の機体を用いた燃焼試験(CFT)を2度実施し、共に成功裏に完了した。2009年7月には打ち上げ手順やインターフェースを確認する地上総合試験(GTV)が行なわれた。

2009年9月11日、HTV技術実証機を搭載し初の打ち上げに成功した。

ロケットの生産は愛知県海部郡飛島村にある、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所の飛島工場で行われている。

スペック

段数2段
ブースター4基
総質量531 t
全長56.6 m
直径5.2 m(第1段コア)
号機打ち上げ日ペイロード
1号機(試験機)2009年9月11日HTV-1(技術実証機)
2号機2011年1月22日こうのとりHTV)2号機
3号機2012年7月21日こうのとりHTV)3号機
4号機2013年8月4日こうのとりHTV4号機
5号機2015年8月19日こうのとりHTV)5号機
6号機2016年12月9日こうのとりHTV)6号機