サイズはライバル機の バーテックス・スタンダード製 VX-2 とほぼ同じだが、バッテリーが大容量になっている分、IC-P7 の方が若干厚みがある。
超小型で144/430二つのバンドが運用できるほか、広域受信機能もついており
で運用が可能というのが特徴。FM/AM ラジオも受信できる。また、空線信号キャンセラーを搭載しているので鉄道無線の受信にも向いている。小型で軽量のうえ、広域受信にも対応していて、まさにこれ一台常時持ち歩いておけば大抵の事は出来てしまうすぐれもの。
バッテリーのリチウムイオン充電池にはメーカー独自品ではなく、広く互換性のある KODAK のデジタルカメラ (DX7590など)で使われている KLIC-5001 が使用可能。KLIC-5001 はカメラ店やネット上で互換品が安易・安価に入手できる上、デジカメ用充電器なども使用できてかなり便利。なお、Fuji FinePix F410 などで幅広く使用される、薄型の NP-60 型バッテリーも隙間を工夫することで使用は可能。
別売で純正のメモリ編集ソフトと、USBでの接続が可能な接続ケーブルが販売されており、1250ch もあるメモリ管理も PC 操作によって容易になっている。
※アマチュア無線機なので運用には無線従事者の国家資格と、管轄地域の総務省総合通信局による正式な無線局の免許状が必要。また、登山やパラグライダー等の連絡手段としての使用は無線設備の目的外使用(電波法違反)となり法に抵触するので、アマチュア無線機は使用できないので注意のこと。