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J・J・グランヴィル

アート

J・J・グランヴィル

じぇいじぇいぐらんう゛ぃる

J.J. Grandville(1803-1847)本名はJean Ignace Isidore Gerard (ジャン=イニャス=イジドール・ジェラール)

フランス風刺画家。ルイス・キャロルなどあらゆるアーティストの創作活動に影響を与え、後にシュルレアリズムの先駆と評された奇才。喜劇俳優の祖父の芸名からとった「グランヴィル」という名で世に出ることとなる。

1825年にパリへ出た当初、舞台衣装を手掛けていたが、版画へと情熱を傾けるようになり、リトグラフ集「Les Tribulations de la petite proprieté」を出版。1829年には胴体が人間で首から上が動物で描かれている人獣戯画の『当世風変身譚 Les Métamorphoses du jour』を制作、ゆくゆく真の才能が開花する舞台を示唆している。

1830年代に入ると、諷刺新聞『ラ・カリカチュール』(1830−1835)などへ政治諷刺画を寄稿、政治諷刺の世界で活躍。

1835年、検閲法が施行されたことから活動の場を挿絵の世界へ移行。『動物たちの公私にわたる生活の情景』(1842年)、『もうひとつの世界(別世界)』(1844年)、花を擬人化した作品集『生命ある花々。花の幻想(フルール・アニメ)』(1847年)、そして死後刊行された『星々』(1849年)と独自の世界を作り上げた。