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Kiss-FM KOBE

音楽

Kiss-FM KOBE

きっすえふえむこうべ

兵庫エフエム放送株式会社(旧・株式会社Kiss-FM KOBE)。JOIV-FM。

兵庫県内を地盤とするFMラジオ局だが、「兵庫県大阪府全地域及びその周辺計約570万世帯1,300万人」を聴取エリアとしている。

1990年に開局。開局以来、「独立系FM局」としてほぼ100%自主制作を行っていたが、独立運営を維持できず、ついにTFM系ネット傘下入りを決定。2003年4月1日午前0時の「ジェットストリーム」番組オープニングをもって番組100%自主制作路線に幕を下ろした。

その後2010年4月に経営破綻。同年10月1日午前0時をもって受け皿会社としてTOKYO FMなどにより設立された「兵庫エフエム放送」に放送免許が引き継がれ、破綻したKiss-FM KOBE(旧会社)は清算手続きに入った。

現在、高画質動画配信サイト「アメリカ村TV」などIT戦略において、放送と通信の融合に挑戦している姿勢が見受けられる。

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送信所

概要と現状

開局当初の正式社名は「兵庫エフエムラジオ放送株式会社」だったが、のちにその愛称の「Kiss-FM KOBE」が正式社名となった。

そして「Kiss-FM KOBE」の経営破綻後、新たに設立された受け皿会社として「兵庫エフエム放送株式会社」に放送免許が引き継がれ、愛称についても「Kiss FM KOBE」となった(「Kiss」と「FM」の間のハイフンがなくなった。ただし公式サイトのドメイン名は変わらず)。

JFNでは通称”Bラインネット番組”を多く受けているが、特に古くからの聴取者からの反応は概ね悪い。

これまでのステーションの一つの特徴だった、AORJazz専門番組が(自社制作では)皆無となった為や、

土曜日曜の生番組がネットの関係で出来ないなど、多くの理由が考えられるが、

「(通称”Kissner”といわれる)リスナーのニーズに応えていない」ことが大きな理由なのは間違いないであろう。

また”Bライン番組”主体ではスポンサーの付きも悪い為、現在は'03年度当初よりは通称”Aラインネット”と、元々からの自社制作を徐々に増やして(回復して)いる。

しかし、元々のJFN加入局であるfm osakaとのエリア競合が激しい*1為、ネット番組の引き受けに関して、特に問題が多い。

開局時から兵庫トヨタ(ディーラーグループ)、UCCなどスポンサーが付くが、

兵庫県内では、元々中波でありながら音楽中心のラジオ関西があった為、スポンサー獲得の面で開局時から不利な条件を抱えていた。

地元である筈の神戸新聞社が、出資割合で主要スポンサーである県と揉め、

結局長年尾を引き、Kissへの出資は'95年の阪神・淡路大震災を契機に撤退している。*2

このことが大きく響き、兵庫県内での地場スポンサー出資が弱いのが、現在までの慢性的なスポンサー不足となって露出してきている。

'92年からダイエーが事実上の親会社となるが、ダイエー自体の経営危機・経済再生機構入りがあり、これがKissの経営危機→JFN入りを決めたとも言われる。

この事で「新たな親会社がどこで見つかり、放送局の存続と経営基盤強化がどのような形で達成されるか?」ということが、現在のオンエア内容以上に、数少なくなったリスナーの悩みになっている。

主要サウンドクルー*3

  • 福井玲子
    • 『BRANDNEW KOBE』月・火;7:30〜11:55、SC歴13年半。
    • 夜間帯で放送していた”YUMINGトリビュート番組”でデビューしたが、すぐに生番組に抜擢。連続11年以上も平日朝の顔として君臨している。10年前の震災時には殆どのSC・スタッフが出勤出来ない中、14時間以上も長時間のサバイバルDJも務めた。このため阪神淡路大震災関連の特番では、毎年進行を務める。しかしもっと凄いのはその昔、中島らもFM大阪で番組を持つなど、関西演劇界でも有名な演劇役者であることだろう。
  • ターザン山下
    • 『Kiss MUSIC PRESENTER』月〜木;16:00〜19:00、SC歴10年。
    • 神戸のクラブDJを兼ねるが、夕方担当になって5年以上。兵庫県内の中高生に大きな支持を受ける。特に男子リスナーいじりは絶品である!
    • しかしラジオデビューは震災直後、名古屋ZIP-FMのオーディション合格から。現在はFM AICHIでカウントダウン番組も持つ。
  • 大久保かれん
    • 『MUSIC ROUTE』金;正午〜14:00、SC歴通算12年半。
    • 局の公募で朝帯の生番組がラジオデビュー。一時期は平日フルで夕方を持つなど、名実ともに「Kissの顔」であったが、数年前に一時休養。
    • 現在はABC-TV『スタンダップ!』MCの他、夕方時間帯に京都α-STATIONで同内容の番組を持つ。
    • また長年サンテレビKOBE CALLING』MCを務めていたので、多くのアーティストの信頼を受けるほか、関西を中心に音楽関係者とも親交が深い。ヒロ寺平にスカウトされて?FM802のオーディションに合格した程であるから、相当な実力者であろう。
  • 中野耕史
    • 『BRANDNEW KOBE』水・木;7:30〜11:55、他。SC歴5年。
    • 百貨店化粧部員からの転職。セールストークの上手さに定評があり、今やKissでは公開イベントに欠かせない。
    • ちなみにU.K.とは同世代の超仲良しである。
  • 森夏子
    • 同志社女子大学・HOV'ID PARK〜KOBE TEEN's SESSION〜』日;22:00〜23:00 SC歴5年。
    • サッカー3級審判資格を持つ。ちなみに番組スポンサーである同女卒!現在も在住している京都α-STATIONでは、平日昼の顔として定着している。
    • 姉御肌で、ストレート本音トークがKissでの持ち味。現在のリスナー人気は高い。
  • 荻田ゆみこ
    • 『Kiss Rythem Nation』月・火;19:00〜21:55、他。SC歴5年。
    • FM愛媛局アナ。英語圏への留学経験が長いことを活かし、英会話教室の運営もこなす。
    • アナ時代からR&B主体の洋楽選曲には定評あり。今やKiss以上に名古屋ZIP-FMの顔格に。
  • 赤松美香子
    • 『COUNTDOWN KOBE』金;14:00〜19:55、SC歴8年。
    • 元々公開番組を数多くこなしていたが、3年前からカウントダウン番組の顔。この4月にクリス・グレンとのW-SCになったが、相方の大ボケキャラの突っ込みにはやや苦労も見られる。
    • ちなみに在住地の明石市大久保からKissへの通勤は、SC就任時より常にミニバイク!!他番組のピンチヒッターも多く志願したりと、根性は非常に強い。
    • 他局(ABCラジオ)で『INDIES@ GOGO!』を持つなど、邦楽に強い。
  • 野村富美江
    • 『Kiss Rythem Nation』水・木;19:00〜21:55、SC歴通算3年半。
    • 荻田共々洋楽に強いが、実はスポーツ番組からトーク主体までなんでもこなすフルオーソリティー。
    • 通算歴は短いが、中野耕史とは同一番組デビューで、実は同期。
  • U.K.
    • 『Kiss SOUND Walker』土;18:00〜30、SC歴通算2年。
    • 本名・楠雄二朗。今やMBSラジオ夜の顔&MBS-TV『MUSIC EDGE』のメインMCとしての”泣き・いじられキャラ”イメージが強いが、元々の放送デビューはKissでの海外情報を扱う生番組からだった。
    • そのマイクネームの通り、中学時代から英国留学6年を誇る。ゆえにDJとしてのセンスはかなりなもの。そのセンスが大開花したのがTV&AMラジオというのも面白い御縁と言えよう。…この5年でKissが生んだ最大の出世キャラかもしれない!?
  • クリス・グレン
    • 『COUNTDOWN KOBE』金;14:00〜19:55、SC歴通算9ヶ月。
    • 名古屋東海地方では”超”が付くぐらいに有名なディスクジョッキー。10年以上もZIP-FMのナビゲーターだったが、今年3月に解雇され、現在は地元CATVのヘリリポート番組制作&出演と、ライバル局RADIO-iで日曜昼『SOUTHERN FRIGHT』のiJが主体。
    • それでもKissとの縁があるのは、兄クリス(・マイケル・ノット)が、震災時にKissで生活情報の多言語アナウンスメントを務めていたことが大きいと言えるかも。その兄はのち、日本初の多言語広域放送局FM COCOLO設立から現在まで大きく関わる。
    • '70〜'80sの洋楽ヒッツセレクションをやらせたら、この人に右に出るものはいない!Kissではそれまで1クールだけの番組担当だったにもかかわらず、また呼ぶことが出来たのも、この時のリスナー反応が、絶大だったことが容易に想定出来る。
    • ちなみにKissのステーションジングル・コールはこの人の声が殆ど。”Kiss裏の顔”である。
  • かわたそのこ
    • 『Kiss DAYRIGHT ANGELS〜海岸通りの午後〜』月〜木;12:00〜16:00、SC歴1年。
    • 元々は、メインSCだったTOM-Gと、サンテレビオリックスブルーウェーブ応援番組のリポーターを務めていた。これが御縁で2003年10月からKiss入り。
    • この人もフルオーソリティな一面アリ。元高松KSBの局アナだった為、アナウンスメントの確実さと、番組内で時折見せる、ジャーナリスティックな視点がこの人の大ポイント!

*1:エリア人口の約半数以上が、面積で神戸明石阪神間大阪府全域が被る

*2:但しグループ会社の京阪神エルマガジン社は現在も出資している。

*3:自社制作番組では、DJ・パーソナリティのことを開局時からこういう