MP7

一般

MP7

えむぴーせぶん

ヘッケラーアンドコック社(H&K)が製作した銃。

全長(伸長時)重量口径装弾数連射速度発射形式製造国
MP7A1380mm(590mm)1.6kg4.6mm×3015/20/40950発/分S/Fドイツ

同社のMP5のようにストックの延長が可能。

これと似た銃のP90に対抗するために製作された。初期の名前は『POW』。

サブマシンガンで、ウージーのような携帯用小型サブマシンガン

更にトライアルを経て改良された『MP7A1』が現行の生産型となっている。非常に小柄ながら、同社のG36譲りのロータリーロックボルトとガスオペレーション機構を備える。

コンセプトもP90とほぼ同じで護身用や特殊部隊向けのPDWタイプの火器である。後方部隊の警護・護身用のほか、航空機の乗員が敵地に不時着した際の非常用武器としても運用できる。

 特徴として大型拳銃並のコンパクトさと軽量さ*1、そしてG11の4.7mm×33弾を元に開発した4.6mm×30弾(ただしケースレスでは無く、ボトルネック形の金属薬莢式)が挙げられる。この新型弾は、あらゆる点でP90の5.7mm×28弾と同等もしくは凌駕しているとH&K社は発表しており、アイアンサイトでも高い命中精度を期待できるが、ドットサイトを装備すれば、腕の立つ特殊部隊の隊員でなくとも、200m先にいる敵の眉間を狙うことも出来るという。また、減音器を装備した際の静粛性はMP5SD以上らしい。

だが、知名度と、使用率、運用実績が殆ど無いので、実際のところは現段階においては未知数である。しかし既に各方面で採用、あるいはトライアルが行われており、ドイツ連邦軍の一部部隊(陸軍KSKなど)やイギリス警察、イタリア特殊部隊などに納入されたという。アメリカ海兵隊はヘリ搭乗員の護身用として試験中で、専用のホルスターやスリングを独自開発したようだ。またスイス軍の特殊部隊でも、運用を視野に入れた性能確認試験がされていることが確認されている。

 なおP90におけるファイブセブンの様に、MP7と銃弾の共用が可能な「P46」と呼ばれる拳銃が、ドイツ連邦軍向けに開発されている(開発名UCP:Ultimate Combat Pistol)。2004年に発表されたプロトタイプでは、同社製P2000の意匠が外観に採り入れられていた。

上についている、レールには、スコープやレーザードットサイトを装着できる。