「灰色の男達」は、人々から「時間」を分けてもらい「成功」を提供する。 この本では悪者のように描かれているが、どこかそうとは言い切れないでいる自分が存在する。 それはなぜか、時間を分け与えて成功を手にいれられるのであれば、そう悪い話ではないと思えるからだ。 我々が普段目にする、それどころか好んで手にする「自己啓発」系の本の数々は、「時間管理術」、「スケジュール管理」など「灰色の男達」が好むような文言で成り立っている、といっても過言ではない。 アプリストアの「仕事効率化」ジャンルでは、ToDoリスト、プロジェクト/スケジュール管理ツールが常に上位にランクインしていて、私も毎日、このようなアプリにお…