Hatena Blog Tags

N-04A

(コンピュータ)
えぬぜろよんえー

ドコモの 2008年冬モデルである「SMART」シリーズの一つ。NEC製端末。
デザイン家電ブランド・amadanaとのコラボレーションモデル第2弾(第1弾は N705i および N706iII)。

特徴

初代amadanaケータイである N705i とは異なりスライドボディを採用する。前面下部にはタッチセンサーを備えスライドを閉じた状態でもいくつかの操作が行える*1ようになっている。N705i からスペックアップした面として、液晶のVGA化(3インチ)、新サービス「iウィジェット」「iコンシェル」「iアプリオンライン」のサポート、および最大7.2MbpsのHSDPA、Bluetooth、サラウンド技術「SRS TruMedia」の搭載が挙げられる。逆にGSMのサポートは無くなった。

特に「アークスライド」と呼ばれるスライド機構を新たに採用。ディスプレイ面がわずかに斜めにせりあがる事から通話時にフェイスラインにフィットしやすい、画面が見やすい、などの特徴を持つ。

また、全面スライドボディながら側面スイッチはタッチセンサーを ON/OFF するスイッチのみ、とかなり割り切った仕様である。このため、“通話をする”、“メールを見る”などの行為はスライドを開けて操作する事になる(スライドオープンに合わせて自動的に“電話を受ける”、“メールを開く”などの設定は可能)。なお、このタッチセンサーは iモードやメールを閲覧する際のページ送り/戻しキーの役割も持つ。

他に、新しいサービスである iコンシェル用のマチキャラとして、amadana オリジナルの「忍者」がプリインストールされている。

独自機能

NEC製端末独自の機能も引き続き搭載する。メール等の文字入力時に別枠ではなくダイレクトに入力できる「インライン入力」。文字入力方法として「T9」の搭載がある。またメール関係では新たに「送受信BOX」が追加された。これは、特定のメールアドレスを登録しておけば、そのアドレスとのメールのやり取り(送信メールと受信メール)を同時に閲覧できるものである。
iモード関係では、同時に5つのタブを開いて閲覧できるタブブラウザを搭載する。あるサイトを見ていて、一時的にリンク先を見たい、というような場合に別タブでリンク先を開くことができ、また見終わったら閉じるだけ、という使い方ができる。また、「クイック検索」も独自の便利な機能である。これは、待ちうけ画面やメール画面等で即座に任意のキーワードで検索をかけられるものである。従来は iモードブラウザが固定で起動したが今回よりフルブラウザも選べるようになった。
「ライフヒストリービューア」も独自の機能である。これは、端末に保存されているメール、写真などのメディアを時間軸に沿って閲覧できる機能である。時間軸は自由に拡大・縮小が可能で各メディアは時間軸の「幅」に合わせた大きさで表示される。
さらに、あらかじめ登録した5人にワンアクションで電話・テレビ電話・メールができる「直デン」という機能も持つ。特定のよく連絡する相手がいる場合に非常に重宝する機能である。

これら、派手ではないが他メーカーの機種にはない利用する頻度の高いサービスへの機能追加が NEC製端末の特徴である。

スペック

寸法 103×49×12.9mm
質量 約112g
連続待受時間(静止時) 約520時間
連続通話時間 約180分
連続テレビ電話時間 約90分
メインディスプレイ 約3.0インチ ワイドVGA(480×854)モバイルシャインビュー液晶 26万色
サブディスプレイ なし
外部メモリー microSD、microSDHC
外側カメラ 有効約320万画素CMOS、AF、手振れ補正、および被写体補正あり
内側カメラ なし
amadana brown、amadana black、amadana white、ultimate pink

スペックの詳細は http://www.n-keitai.com/n-04a/sp.html を参照。

特記事項


  • マニュアルの P.23 にサイドボタンに関する説明があり「現在時刻やアラーム内容の読み上げ→P.361」とある。これまでの NEC製端末ではサイドボタンを押すと音声で現在の時刻を読み上げてくれる機能があり、この記載を見ると本端末でもそれが可能と思われるが、実際には単純に現在時刻を読み上げる機能は搭載されていない。
  • 外れやすいという悪評のある充電端子カバーだが、現在はより抜けにくい形状のものに変わっている(そのため、入れにくいが)。既存のユーザはドコモショップに持ち込めば新しいものに交換してもらえる。

*1:タッチセンサーで出来る事は「カメラ(静止画、動画)」、「写真閲覧」、「ワンセグ」と限られている。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ