NIRS

サイエンス

NIRS

えぬあいあーるえす

放射線医学総合研究所(英文名称:National Institute of Radiological Sciences)の略称

医療方面においては近赤外分光分析法(NIRS: near-infrared spectroscopy)の略称

ここでは後者について記す。

NIRSとは

近赤外分光分析法の事であるが、一般近赤外線を用いた脳計測装置の略称として用いられる。「にるす」と呼んだりする。NIRSというのは主に島津製作所で使われる呼び方である。

参考リンク:fNIRS 計測原理と応用事例:株式会社島津製作所

NIRSの原理は、上記リンクにある様に、赤外線波長に属する複数の波長の電磁波を頭部に照射し*1、その反応(反射波)を波長ごとに測定して連立方程式を立てて脳の活動を計測するというものである*2

NIRS光トポグラフィーの関係

NIRSと同じ原理の近赤外線を使った脳計測装置に光トポグラフィーがあるが、これは日立製作所のものである。(若干の技術的差異があるが、基本原理は変わらない。)

*1赤外線は出力にもよるが脳の表面数cmまで浸透する。(厳密には減衰(組織に吸収)・散乱・反射しつつ突き抜けるのだが、測定限界以下になるとその反射波は測定不可能となる。)

*2ヘモグロビン酸素と結びついている酸素ヘモグロビン(近赤外線でより多く吸光。反磁性)と、酸素が消費された脱酸素ヘモグロビン可視光近くでより多く吸光。常磁性)があるが、複数の波長の電磁波赤外線)を照射してその反射波?の測定?を行いその結果を計算して脳の酸素消費量等の活動を把握する。