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PC房

コンピュータ

PC房

ぴーしーばん

韓国語で「PCルーム」の意。日本で言うところのネットカフェであるが、実態としては「オンラインゲーム向けのゲームセンター」といった方が近い。主な顧客層は若者であり、多くの場合低料金で利用することができる。また、ネットの普及期において、いち早くブロードバンド回線を利用したサービスを取り入れた形態であることも特徴であると言われる。

若者文化としての韓国オンラインゲーム文化の中心的存在であり、韓国ブロードバンド大国に押し上げるにあたって果たした役割は極めて大きいとされる。結果、韓国におけるオンラインゲーム文化は「仲間と共にオフラインPC房に集まって、コミュニケーションしながらオンラインゲームに興じる」といった形態が一般的となり、その点で日本におけるそれとは異なった文化を生み出している。

PC房は熱狂的とも言えるオンラインゲームブームの立役者となり、その結果、オンラインゲームに熱を入れあげるあまり、数週間単位でPC房に滞在するような人々も出現している。そのため、PC房に数か月分滞在したあげく利用料金を踏み倒してお縄となったり、栄養失調で死亡するといったケースを生み出しており、「インターネット中毒者」が社会問題化している側面もある。

IMF危機以降、その影響を受けてリストラされた韓国労働者が次々とPC房経営に参入したことで、一時期はブーム的なPC房の乱立が起こった。しかし現在では、PC房同士の競合の激化や家庭でのブロードバンド・高性能PC環境の普及に伴って多くのPC房が経営的に苦戦して淘汰され、二極分化が進んでいると言われている。