はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 自分にとって、インターネットが身近になったのは、そのコミュニケーション手段が「パソコン通信」と呼ばれていた頃。 ニフティと契約をして、現代より高い通信料を払いながら、ネットで出会った人達とのコミュニケーションを楽しんでいた。自分より前の世代の、Hamなどと呼ばれていた「アマチュア無線」に代わるものになるのだろうか。 当時、インターネットを通じてのコミュニティを持っている人はそれほど多くはなく、趣味の範囲で集まる仲間といった感じだった。 他愛もない会話から、分からないことを質問すると誰かが答えてくれる、Yahoo!知恵袋のような要素もあった。…