SABER TIGER

音楽

Saber Tiger

さーべるたいがー

`81年、木下昭仁<g>を中心に北海道札幌市で結成。当初はベーシストがヴォーカルも兼ねる3人編成で、初期の人脈図ではFLAT BACKER〜EZOと絡み、また'80年 代中頃には、その後DEAD END〜60/40へと移る名ドラマー、湊雅史が在籍していた時期もある。

長い歴史の中で、地道なライヴ・ツアーと並行して デモ・テープを10種、7インチ・シングルを1枚「RISE」('86年)、12インチ・シングルを 1枚「CRUSH AND DUSH」('87年)、オムニバス・アルバム参加で2枚「METAL WA RNING」('87年)、「TRUE CRIME」('93年)、アルバムを5枚「PARAGRAPH」('91年)、「 INVASION」('92年)、「PARAGRAPH 2」('94年)、「AGITATION」('94年)、「TIMYSTER Y」('95年)、と自主製作盤をリリース。

'97年2月、通算6枚目のアルバム「PROJECT ONE」を初 のメジャー進出作品としてリリース。その名が示す通りプロジェクトとして制作されたこのアルバムの参加プレイヤーは、元STEELER〜KEELのロン・キール<vo>、元 ANTHEM柴田直人<b>、元FLAT BACKER〜EZOの本間大嗣<dr>の3人。

この作品を発表後、再びバンド形態に戻るべく、アルバム「PARAGRAPH」「PARAGRAPH 2」のベーシスト三瓶朋大と、アルバム「AGITATION」「TIMYSTERY」でプレイしていた若手ハイテク・ドラマー礒田良雄、ニューシンガーには「PROJECT ONE」 デモで全曲ヴォーカルを担当しアルバム「PROJECT ONE」でもバックグラウンド・ヴォーカルで参加した下山武徳を迎え、'98年アルバム「BRAIN DRAIN」をリリース。20ヵ所以上に及ぶ全国ツアーを消化し、バンドとしての結束を固め再びレコーディングに突入。'98年9月23日「PARAGRAPH 3」を発売。全国のヘヴィー・メタル・ファンにその 名を知ら示めた!

99年には2本のデモテープを発表するとともに精力的なライブ活動を行った結果シンガー下山の評価が各方面で高まり、加えてバンド史上初のアコースティック・ライブツアーも行われ各地で好評を博した。

2000年4月ベーシスト三瓶が脱退、後任に竹内を迎え前作「BRAIN DRAIN」から3年ぶりの2001年1月「SABER TIGER」が発表され、前作より一段と強暴になったサウンドは各方面から絶賛を浴びた。

同年2月には20周年を迎えロン・キール参加の「PROJECT ONE」全曲を下山の歌に差し換えたNEWバージョンを含む2枚組みのベストアルバム「THE HISTORY OF THE NEWWORLD凶獣伝説」を発表。相変わらずの激しい全国ツアーと共に着実に動員を増やし

てく。同年11月には初のマキシ・シングル「ETERNAL LOOP」を発表。収録曲のETERNAL LOOP clearがアニメはじめの一歩」のエンディング・テーマになるなど活動幅が広がりを見せはじめる。

翌2002年3月フルアルバム「F.U.S.E.」を発表。よりヘヴィーなアプローチを取り入れた実験的な作品で賛否両論を生む。5月に全国5ケ所だが照明,PAを含めよりショーアップしたツアーを敢行。次作の方向性を模索していたが同年10月木下以外のメンバーが脱退。この脱退劇の直前に録音されたCHICAGOのカバー曲(Hard To Say I'mSorry)が収録されているオムニバス・アルバム「STAND PROUD 3」が12月にエイベックスから発売され下山在籍時最後の音源となる。

翌2003年1月より廃盤となっていた「PROJECT ONE」「BRAIN DRAIN」「PARAGRAPH 3」「PARAGRAPH」「 INVASION」「PARAGRAPH 2」「AGITATION」「TIMYSTER Y」の8枚が木下のリマスターにより再発される。