SADIE KONINSKY

音楽

SADIE KONINSKY

せでぃこにんすきー

女流ラグタイム作曲家


セディ・コニンスキー (1879年8月〜1952年1月2日)


SADIE KONINSKYラグタイムのみならず作曲という分野において、人々に相当の遺産を残しました。

17歳で既に有名であった彼女はクラシックバイオリン奏者になるためのトレーニングに励んでおりました。素晴らしい演奏技術はさることながら、彼女が作曲した ELI GREEN'S CAKE WALK は直ぐにも JOSEPH STERN の目に留まり、出版に至りました。

白人女性であった KONINSKY は典型的な黒人ケーク・ウォークのフィーリングを捉えることに成功し、その後も本名で作曲・出版を続けました。

CHARLOTTE BLAKE や MAY AUFDERHEIDE が成功を収めたラグタイムピアノ曲の数々は KONINSKY にもっとピア二スト的技術を獲得するための知識を追求させましたが、最終的に彼女は 自分の専門楽器はバイオリンであると悟りました。

いずれにしても彼女の出版における成功は STERN ORGANIZATION でしばらくの間アレンジャーとして働くことを可能にしました。教育過程を終了すると共に、彼女は TROY、NEW YORK で学生に教える傍ら、ソロイストとして様々なアンサンブルに参加しました。

1904年頃、彼女は自分の兄弟である EDWARD、DAVID、MAURICE と独自のアンサンブルを結成し、KNONISKY ORCHESTRA として TROY で20年以上も活躍しました。

4人兄弟のうち、たった一人の女の子であった SADIE が生涯結婚したかどうかは定かではありません。彼女は兄弟と共に、KONINSKY MUSIC COMPANY を援助し、地域社会にも貢献しました。

彼女はまた、素晴らしいソング・ライターでもあり、そのマルチ・タレントぶりを称えられる中、自ら作曲した MARCHES をJEROME HARTMAN という別名で出版しました。他にも彼女は JULIUS K. JOHNSON という別名を使用していました。

また、1920年代には新しい出版社 GOODWYN MUSIC PUBLISHERS を設立しました。彼女は自分の兄弟よりも長生きし、1952年に73歳でこの世を去りました。



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●ELI GREEN'S CAKE WALK (1898)

●ELI GREEN'S CAKE WALK [SONG] [W/DAVE REED JR.] (1898)

●BOARDIN' HOUSE JOHNSON (1899)

PHOEBE THOMPSON'S CAKE WALK (1899)

●BENEATH THE STARRY FLAG * (1900)

●THE GRASSHOPPER'S HOP (1901)

●IN A JAPANESE TEA HOUSE [W/M.N. KONINSKY] (1901)

●CLEOPATRA: AN EGTYPIAN INTERMEZZO (1902)

●I WANTS A MAN WHO AIN'T AFRAID TO WORK

[W/HARRY STANLEY] (1902)

●FOREVER (1902)

●THE RETURN OF THE TROOPS * (1902)

●A WIGWAM COURTSHIP (1903)

●I AM LONELY HERE WITHOUT YOU DEAR (1903)

●ON TO VICTORY * (1903)

JUNE ROSES [WALTZES] (1905)

●OLD GLORY: MARCH * (1905)

●'CAUSE THE SANDMAN'S COMIN AROUND (1905)

●IN LOVER'S LANE [WALTZES] (1906)

●LIFE IN CAMP: MARCH * (1906)

●COLLEGE DAYS [WALTZES] (1907)

●MAID OF THE MIST WALTZES (1908)

●UNCLE SAM'S BOYS: MARCH * (1909)

●COLLEGE BOY'S MARCH ** (C. 1910S)

●KING OF THE AIR ** (1910)

●HEART OF THE ROSE [WALTZ] (1911)

●THE RIVER OF DREAMS (1912)

●SALUTE TO PANAMA ** (1910)

●JOYS OF THE DANCE [WALTZ] (1914)

●BOY SCOUTS PARADE ** (1917)

MAE MARSH WALTZES (1917)

●IN YUCATAN [FOX TROT] (1918)

●I WANT TO GROW WITH GROWING OMAHA

[W/ALBERT ADAIR] (1923)

●LOVE TALES (?)

●WHEN I RETURN WE'LL BE WED (?)



AS JEROME HARTMAN

AS JULIUS K. JOHNSON



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彼女が聴けるCD:

○A Century of Ragtime 1897-1997 by Various Artists

○From Cake-Walk To Ragtime 1898-1916 by Various Artists

Cake Walks, Two Steps and Rags by Women Composers by Nora Hulse




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彼女の譜面:Ditty Box Enterprises


【逸話】ピアノではなく、バイオリンを自分の楽器として選んだことはすごい選択でしたね。当時の女性ラグタイム作曲家に影響を受けながらも、自分の道を歩んだのでしょう。兄弟との演奏機会にも恵まれ、沢山の曲を世に残せたことはきっと幸せなことだったのではないでしょうか。彼女は社会に大いに貢献した非常に活発な女性でした。