2004年6月21日に、民間で初めて有人宇宙飛行を行った機体。
アメリカの航空機開発会社スケールド・コンポジッツ社による開発で、第1回の飛行は同社副社長マイケル・メルビルが搭乗した。
宇宙空間の定義はさまざまだが、国際航空連盟の定義では、高度100キロメートル以上とされており、SpaceShipOneはこの高度におよそ3分間滞在したとされる。
SpaceShipOne自体は小さな翼があり、3人乗りとされる。
離陸時には、双胴の母機に吊り下げられて高度15キロメートルまで上昇し、そこで切り離された後、コンポジット式のロケットモーターで再加速を行い、弾道起動によって高度100キロメートルに達する。
帰還時には、スペースシャトルのように滑空して着陸する。