スマートフォン用の表示で見る

Windows 7

コンピュータ

Windows 7

ういんどうずせぶん

2009年10月22日に発売されたMicrosoft Windows

Windows Vistaの後継バージョンとなるこのOSは人気になった。

初期の開発コードネームは「Blackcomb」であったが、のちに「Vienna」となり、さらに「Windows 7」に改められた。2009年7月にRTM版の完成、同年8月7日にMSDNTechNetでのダウンロード開始、9月1日にボリュームライセンスの販売開始、2009年10月22日にて店頭発売および搭載済みパソコン販売を開始、現在販売中。

Windows Vistaを使用していたユーザーからは好評を得ており、発売当初からVistaの2倍近い売り上げが出ている。

2013年10月31日をもって、パッケージ製品のマイクロソフト社からの出荷が停止となる予定。

システム要件

お使いの PC で Windows 7 を実行する場合は、以下のものが必要です。

  • 1 ギガヘルツ (GHz) 以上の 32 ビット (x86) プロセッサまたは 64 ビット (x64) プロセッサ
  • 1 ギガバイト (GB) RAM (32 ビット) または 2 GB の RAM (64 ビット)
  • 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット) の空き容量のあるディスク領域
  • Windows Display Driver Model (WDDM) 1.0 以上のドライバーを搭載した DirectX® 9 グラフィックプロセッサ
Windows 7 システム要件 - Microsoft Windows

アップグレード インストールが行えるのはWindows Vistaからのみであり、Windows XPから7への移行は新規インストールとなる。

Intel Macへの対応情報

2010年1月19日、BootCamp 3.1がリリースされWindows 7正式対応した。

Windows 7 64ビット版の対応はMac ProMacBook Proなどのハイエンドマシンのみに限られる。

エディション構成

一般向けにHome Premium、Professional、Ultimateが販売されている。また、ネットブックはStarterを搭載しているものもある。

Windows 7 Starter
OEMネットブック向け
Windows 7 Home Basic
新興市場向け
Windows 7 Home Premium
一般ユーザー向け
Windows 7 Professional
上級ユーザー向け
Windows 7 Enterprise
企業向け
Windows 7 Ultimate
全ての機能をもつ最上位エディション

しかし起動が遅いが起動中にいろいろな準備をしていると考えられる。とくにインターネット接続は欠かせない。

販売店の対応

発売当時、秋葉原などのWindows 7を扱う電気店ではWindows 7などに対応した機器の価格に7がつく(7,777円など)という7キャンペーンを展開した。

カーネル

当初、Vistaのコアの容量が数GBであることに対して7のコアの容量は数MBしかないと予想され、軽量OSの実現が期待されていたが、7はVistaをベースに改良したカーネルを使用し新規開発を行わないとマイクロソフトがコメントしており、軽量カーネル搭載は見送りになる公算が高くなっていた。結局、Windows 7β(Build 6519〜6801)の時点でコアの容量は4GBから7GB弱であり*1、Windows 7RC(Build 7xxx台)になると、容量は5.8〜6GB弱となっている。

 → この項目を更新したいのですが、議論を提案します。こちらを参照お願いします

ユーザー インターフェイス

Windows Vistaにあったフリップ3Dなども引き継がれているが、Windows 7では新UIが追加された。

デスクトップをみるため、もしくはウィンドウを区別する目的でウィンドウを透過させたり、ウィンドウを振る*2ことで他のウィンドウを最小化するといった今までとは趣が異なる機能が追加されている。

またWindows 7からはデスクトップ サイドバーは形式上廃止され、デスクトップ上に自由にガジェットを配置できるようになった。

パフォーマンスではパブリック ベータの段階でWindows Vista(または Vista SP1)より快適だという報告もあり、RC1ではさらに改善されたという意見もあがった。

発売まで

2009年1月9日午後よりパブリック ベータ版(一般向け)が配布開始される予定だったが、実際には予定されていた時刻からしばらくして配布延期のアナウンスがなされた。

パブリック ベータののち、公開されると思われていたパブリック ベータ 2をリリースすることはなくRC1に仕上げて2009年5月7日に配布を開始した。

ベータとRC1では、Media Centerが大きくインターフェイスを変更していること、そしてフィードバックプログラムが無くなったこと、翻訳、新テーマの追加などがみられる。フィードバックについては自動で従来のWindowsエラー報告(WER)を通して行われるとされる。

完成したと同時にWindows 7を出荷するのではなく、Windows Vistaが発売から3年経つまでしばらくはVistaを出荷することも発表していた。しかしながら、2009年10月22日に発売日を変更すると幹部が発表した。

2009年6月6日時点ではライセンスの情報やエディション、そして気になる価格などが公表されていなかったが、従来通りWindows Vistaのようにダウングレード権などがついてくる場合もあると考えられ、さらにはWindows VistaからWindows 7への無償アップグレードできるとも考えられていた。*3

結果それは予測通りとなり、発売時に特定の期間内に販売されたPCには無償アップグレード権がついてきた。

2009年6月25日、Windows 7のパッケージデザインが正式に発表され、翌日には正式に価格とエディションの情報が発表された。

アップグレード パッケージ

Windows 7 Home Premium
予約キャンペーン*4が実施され、開始は6月26日で、キャンペーン終了は米国は7月11日、日本は7月5日まで。日本では7,777円で予約可能となる。米国は$119.99、通常価格は15,800円。
Windows 7 Professional
予約キャンペーンの対象である。日本円で14,777円でアップグレード可能である。米国は$199.99、通常価格は25,800円。
Windows 7 Ultimate
米国で$219.99。キャンペーンの対象外で、通常価格は26,800円。

通常版

Windows 7 Home Premium
$199.99から。日本円で24,800円。
Windows 7 Professional
$299.99から。日本円で37,800円。
Windows 7 Ultimate
米国で$319.99とあり、日本円で38,800円。Windows Vista Ultimateよりもはるかに安い。

以上が発表され、全体的にVistaよりも10%ほど安い*5

今回のWindows 7の早期販売(予定の変更等)だが、Windowsがシェアを大きく占めているとはいえ、近年はシェアが下がっている傾向があり*6、さらには去年から今年にかけての不況への焦りなどの可能性も考えられる。

*1:この変化は使用するPCの仕様等によって異なるようだ

*2http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/products/features/aero-shake

*3XPからVistaの時にも似たようなキャンペーンがあったため

*4Windowsありがとうキャンペーン

*5アップグレード版は10ドルほどで、パッケージ版は40ドル

*6かつて90%以上あったシェアが2009年現在は87%前後