「夜明けのすべて」を観る前に思い出していたのは、三宅唱監督 2014年作「無言日記」だ。「playback」は"頭で撮ってる"印象を受けてピンと来なかったけど、「無言日記」はiPhoneで撮った日常の血肉が息づいていて、2015年の恵比寿映像祭で見た時めちゃくちゃ興奮したのを覚えている。 恵比寿映像祭 ~ 三宅唱《無言日記/201466》――どこの誰のものでもない映画 - 音甘映画館 この試みで"日々の機微を空気ごとすくいとって" 作品にする手法を会得した印象があり、これは高度な映画的知性と技術があることが前提で、若き日の監督に「映像日記」の制作を勧めたboid樋口さんの彗眼よ、、、。 こちら…