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MBT

(一般)
まさいべあふっとてくのろじー

MBT(Masai Barefoot Technology)
ひどいアキレス腱痛、腰痛、膝痛に苦しんでいたメカニカルエンジニアのカール ミューラーが、草原や森の中の柔らかな地面を歩くと、痛みが軽減されることに気づき、草原や森の大地のような不安定な地面を靴の底に再現しようと考え、6年間の研究の末、開発した靴。
ケニアの草原で現在も一部素足の生活をし、美しい歩行と、高い跳躍力で知られる、誇り高き民族マサイの人々の名を冠してMBT(マサイ ベアフットテクノロジー)と名づけた。

MBT

(一般)
えむびーてぃー

Main Battle Tank
主力戦車の略称。
戦車は、第1次大戦中の誕生から第2次大戦にかけて、開発コンセプト別に大きく分けて3種類のカテゴリに分かれて発展していくこととなる。
一つ目は、攻撃力、防御力共に貧弱だが、軽量で機動性、コストパフォーマンスに優れる軽戦車
二つ目は、攻撃力、防御力共に強力だが鈍重であり、機動性、コストはある程度度外視した重戦車
そして、双方の中間に位置する中戦車である。*1
しかし、第二次大戦後期から、戦後にかけて、技術の進歩により、ソビエトのT-34や、ドイツのパンターのように、中戦車でありながら、重戦車並の防御力や攻撃力も持ち合わせた戦車が登場することになる。戦後、これがさらに発展し、主力戦車と呼ばれることとなった。


戦後そのジャンルを確立した主力戦車は、その後から現在にかけて、大まかに3世代の段階を経て進歩していく。
まず、戦後間もなく誕生した、口径90mm〜100mm程度の主砲を持ち、性格自体はそれまでの中戦車に近い第1世代型MBT
次に、口径105mm〜115mm程度の主砲を持ち、敵弾を受け流すため丸みを帯びた形状が特徴の第2世代型MBT
そして口径120mm〜125mm程度の主砲と、強靭な複合装甲を持ち、重量は50〜60t台に増加しつつも、最高時速60〜70km程度の高い機動性を持った、最新の第3世代型MBTである。
現在、我が国を含む先進各国の軍隊では、最新の第3世代型主力戦車が主流であるが、それ以外の国では第2、第1世代型の主力戦車も多く見られる*2



冷戦終結後は、大国同士による大規模な武力衝突の可能性の減少もあって、主力戦車は陸戦における主役の地位からは退きつつある。そのため、一部では戦車不要論などもささやかれたが、主力戦車が抑止力としては、依然として大きな力を持っていることも事実である。また最近では、市街地での掃討戦における歩兵の支援などといった新たな役割を見出されてることから、今後も主力戦車は、陸戦において無くては成らない存在であり続けることだろう。

*1:この他、軽戦車の性格をさらに極端にしたような豆戦車や、途方もなく強力な攻撃力と防御力を持つ超重戦車等も一部で開発されるが、やがてこれらは廃れていくこととなる

*2:中には、北朝鮮のように第2次大戦中の中戦車が現役の国もある

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